ブリテンズ・ゴット・タレント、通称BGTの新作、「BGT2023」は、世界各国で放映されているゴット・タレントシリーズの元祖となる番組だ。現在は派生してAGTアメリカズ・ゴット・タレントがエンタメ面での注目度が非常に高いのも特徴だ。
その本家であるブリテンズ・ゴット・タレント、通称BGTに日本から『とにかく明るい安村』が登場し大きな話題と日本でもなっている。
しかしイギリスでは、シリーズ過去最低の視聴数となり、ついにBGTの魔法が解けたと、別の意味で注目を集めてしまった…
日本での盛り上がり以上に、海外の評価はまずまずだったようである。
本家BGTに「とにかく明るい安村」が登場した!
世界で大人気のオーディション番組の本家、『ブリテンズ・ゴット・タレント』に日本のお笑い芸人、とにかく明るい安村が登場し、日本人で初の決勝進出を果たし話題になっている。
「安心して下さい。履いてますよ!」
を直訳して「Don’t Worry. I’m Wearing!」というと、英語の文法的にはこの後にPants.とつくのが正しいが、そこをあえて直訳のまま言い放ったことで、見事なコール&レスポンスが成立し、大人気となった安村。
BGTでは、「TONIKAKU」という名前で定着し、愛称が「Tony」となった。
しかしこの『ブリテンズ・ゴット・タレント』、日本では前述の通り、お茶の間でも人気者となった芸人が好成績を残しインパクトを残しているが…
実は英国の中で、今回のBGTは、過去最低の視聴数となっている。
海外の評価は、日本ほどではないようだ。
決勝敗退!
「とにかく明るい安村」は、準決勝まで残ったものの、決勝には進めなかった。
しかし最後に残された10人の中で、この人は決勝にいなければならないと、審査員たち満場一致でワイルドカードで決勝進出を果たす。
日本人初の快挙となった。
しかし惜しくも決勝戦で敗退となり、優勝は逃してしまった。
が、「TONIKAKU」人気は圧倒的で、会場からお馴染みとなった「Pants!」の掛け声が響き渡ったパフォーマンスは最高だった。
本家イギリスでは、過去最低の視聴数…
イギリスでは、今回の「BGT」ブリテンズ・ゴット・タレントは、その効力を失いつつあると報じられた。
その一報は、ハリウッドの大手ニュースサイト「DEADLINE」で届けられた。
「DEADLINE」では、BGTの輝きは失いつつあり、すでに視聴率バンカーではなくなったと報じられている。
‘Britain’s Got Talent’ Final Slumps To Record Low Rating As Simon Cowell’s Star Format Loses Sparkle
引用元:https://deadline.com/2023/06/britains-got-talent-final-record-low-rating-simon-cowell-itv-1235408529/
(訳:ブリテンズ・ゴット・タレント」最終回、サイモン・コーウェルのスターフォーマットが輝きを失い、過去最低の視聴率に落ち込む)
視聴数は過去シリーズ最低
今回過去最低となったのは、単純な同接数である。
生放送の視聴者数だ。
その数字は、530万人とされている。
とはいえ、アーカイブ放送などの視聴者を含めれば、過去最低という数字にはならずにもっと伸びるかもしれないが…
過去、BGTで最高視聴数は、この番組が世界的にも知れ渡ったスーザンボイルの回である。
1850万人のView数が記録された2009年。
近年では、コロナ禍の影響で開催が遅れた年でも590万人、去年の2022年は600万人。
日本では例年以上にバズった番組だっただけに、来年以降の開催の注目度は果たしてどうなるのか…
日本でもAbemaでジャパンズ・ゴット・タレントが遂に開催されただけに、日本熱はさらに上がりそうなものだが…。
本当にBGTの魔法は解けたのか…
TONIKAKUこと、とにかく明るい安村のBGTブレイクは花開くのか…
今後の展開に注目が注がれる。
画像出典:「It’s the SUPERHERO we all need: Tonikaku | The Final | BGT 2023」サムネイルより
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