【タケヤキ翔/ラトゥラトゥ】かつてコンビだったマイキが脱退した理由、方向性の違いから2人の現在…YouTuberと音楽家

ラトゥラトゥサムネイル

関西を拠点に活動する人気YouTuber、タケヤキ翔
同時にソロユニットとして音楽活動する際には「ラトゥラトゥ」、という名義で活動を行なっている。
現在ではタケヤキ翔1人のソロプロジェクトとして指導しているが、かつて、この「ラトゥラトゥ」にはもう1人、相方となる存在がいた。
その相方とは、現在音楽系YouTuberとして活動するとともに、アーティストとして楽曲発表も行うドラマーであり音楽家のマイキである。
そんな2人のカリスマがユニットを組んでいた、かつてのラトゥラトゥ。
彼らが離れ離れになりしばらく経った現在、グループ結成から互いにソロへ、そして現在…
2人の軌跡を辿る

タケヤキ翔とマイキのラトゥラトゥ

【MV】東京アップデート/タケヤキ翔(ラトゥラトゥ)|Tokyo Update

マイキはTikTokをベースに、細かいカットを連続した編集で、音楽を絶妙に笑いに変えるなど、音楽家としての側面もありつつ、エンタメ要素でも高い能力を発揮していた。
一方、タケヤキ翔はいうまでもなく、10年以上のキャリアを誇るYouTuberである。
そんな2人は、共にビジュアル系のような綺麗な顔立ちのイケメンで、それが理由で兄弟などと勘違いされることもしばしば。
コラボも頻繁に行われるようになり、2人は音楽でコラボを行うようになる。
その後、ラトゥラトゥが結成された。
時は、2019年3月。
YouTubeを中心に歌ってみた動画などを投稿し、満を持して2019年の末に『神様の言うとおりに/絶命ロック』でデビューを果たす。
その後、順調に活動は行われていたが…
2021年に、マイキが卒業という形でラトゥラトゥを抜け、タケヤキ翔のソロプロジェクトとして活動が継続された。

【MV】絶命ロック/ラトゥラトゥ

ラトゥラトゥの活動

マイキを含んだ2人での活動は、2019年から2021年まで継続された。
その後は、タケヤキ翔のソロプロジェクトとして活動をしているラトゥラトゥ。
マイキと2人での活動していた時期は、サウンドプロデューサーとしてドラム、ギター、ベース、ピアノ、プログラミング、作曲、編曲、VJ、MIX、などほぼ全てを担当していた。
一方タケヤキ翔は、作詞、ボーカル。
デビューシングルとなった「神様の言うとおりに/絶命ロック」はCDでUUUM RECORDSからリリースされた。
その後、2020年に入るとコロナ禍も相まって、リリースは配信をベースに行われる。
2020年5月には「時のメロディ/妄想ディーバ」、2020年8月に「東京アップデート」と順調に楽曲をリリースしていく。
2021年の1月には、待望のフルアルバムをCDでリリースする。
その後、マイキが卒業しタケヤキ翔のソロプロジェクトとして、2022年4月に約2年ぶりとなるミニアルバム「#Short Films」がCDでリリース。
現在、タケヤキ翔は個人名義でメジャーデビューも果たしている。
アニメの『組長娘と世話係』のオープニングテーマに採用された、「未来のヒーローたちへ」がポニーキャニオンからリリースされている。
この曲のクレジットは、タケヤキ翔である。
ラトゥラトゥとは、クレジットされていない。

マイキが脱退した理由

【MV】僕らの言うとおりに/ラトゥラトゥ

2021年4月4日に、タケヤキ翔のYouTubeチャンネルにて投稿された、ラトゥラトゥの新曲「僕らの言う通りに/ラトゥラトゥ」でマイキの卒業が発表された。
このMV動画の後半部分に、その詳細が語られている。
詳しくは、動画を再生して頂くとして…
ここからは、あくまで憶測ではあるが、噂になっている、とある理由に関して考察していく。

不仲説…?

タケヤキ翔とマイキは、とても仲のいい2人だった。
ドラムをマイキが叩き、タケヤキ翔が歌う。
それが当たり前の光景だった。
そしてラトゥラトゥになり、2人の距離は近づきすぎた為に、自然と離れていってしまう。
そんな状況に対して、ある疑念が湧く。
そしてそれは、広く噂としてまことしやかに囁かれていくことになる。
マイキがラトゥラトゥを離れたのは、2人の間柄が不仲になったのではないか…
しかしこの噂がたつには、様々な納得の理由が存在する。

不仲説①作業的比重

マイキは、サウンドプロデューサーとしてラトゥラトゥに所属していた。
でもラトゥラトゥは、タケヤキ翔とマイキのユニットである。
なのに、お互いの作業的比重は圧倒的にマイキの方が重かった。
事実上、マイキプロデュースのタケヤキ翔の音楽ユニット、という側面が強かったのである。

不仲説②タケヤキ翔

ラトゥラトゥは、2人の音楽ユニットだ。
マイキとタケヤキ翔。
しかし、タケヤキ翔は出役として常にフロントに立っていた。
マイキとのユニット、ラトゥラトゥ名義での楽曲発表でMVなどが公開されている。
しかしその楽曲はラトゥラトゥ名義であっても、サムネイルには常にタケヤキ翔だけだったのだ。
そしてライブでは基本的に、マイキはドラムを担当し、タケヤキ翔は当然1人でステージを独占し、ボーカルで脚光を集めた。
彼は、良くも悪くもタケヤキ翔で居続ける必要があった為である。
YouTuberとしては10年選手であったとしても、音楽にその肩書きは通用しない。
タケヤキ翔として、彼は常にフロントマンでいることに拘ったのだ。

不仲説③マイキの活動

マイキの活動は、ドラマーとしての側面が強く押し出されていたが…
彼はあくまでも音楽家である。
楽曲製作において、全ての楽器パートを自身でやって、完全にラトゥラトゥのサウンド面の全てを担っていた。
これは完全ある憶測だが…
動画面ではドラマーでマイキを映すのは当然だ…
でもライブでは、他の楽器を持して2人でフロントを担う、などのことも出来たのではなかろうか…
ステージ上で華やかに、自由に観客と一体になるタケヤキ翔に対して、マイキは動けずずっとドラムを叩いていた。
パフォーマンス面でのもどかしさなどが、マイキは徐々に募っていたのではないだろうか…
マイキーだって、フロントに立ちたかったのではないか…
むしろ、その願いはあったとしても…
ラトゥラトゥでいる限り、マイキがフロントに立つ事はない。
彼はあくまでも、サウンドプロデューサーなのだから。

不仲説④マイキが離れてから共演がない

なにはどうあれ、マイキが離れて以降…
というよりも具体的に言えば、「僕らの言う通りに/ラトゥラトゥ」のMVが発表されから現在まで(2023年5月29日)、マイキがタケヤキ翔の動画に登場した事はない。
一方マイキのチャンネルにタケヤキ翔はほとんど登場しない。
何故なら、ラトゥラトゥの動画の8割以上はタケヤキ翔の動画に上がっていたからである。
この動画共演の少なさが、より2人の不仲説を強固なものとして、噂が広まっていった1番の理由と言える。
しかし、真実は本当に不仲なのかは分からない。
この噂がある以上、とことん膨らまして、時期が来たら忙しさを理由に共演できなかったという事実を元に、期を伺っている可能性だってある。
タケヤキ翔とは、まさにそういう男だ。
果たして、マイキとタケヤキ翔の共演は今後あるのか…
もうしばらく静観が必要となりそうである。

正しくは、方向性の違い

色々考察してみたが…
結局の所、本人たちが明らかにしていない以上、所詮、状況証拠だけの憶測である。
マイキが離れた最大の理由は、自身の個人活動をより力を入れていく為だ。
やはりタケヤキ翔は、YouTube10年選手であり、音楽はあくまでライフワークのひとつであると語る。
一方マイキは、全てにおいて音楽が第一優先事項であり、そもそもの活動が音楽家である。
それが故、YouTuberとして前に出たいタケヤキ翔と、マイキのブランディングがお互いに衝突し始めたのは、ラトゥラトゥの活動を見れば、容易に推測が可能だ。
タケヤキ翔は、YouTuberとして自身を打ち出したい。
マイキは、音楽家として、パフォーマーとしても力を入れたい。
その結果、お互いの良さを引き出すには、ラトゥラトゥとして活動するよりも個人でやって行った方がいい。
そう判断をしたのは、現状の状況でも容易に想像がつくだろう。

あれから…現在…

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ラトゥラトゥからマイキが抜けてから、約2年。
あれから未だ2人の間に何があったのかは、不明なままである。
しかし袂を分けた2人、今やそれぞれに、ぞれぞれの世界で共に切磋琢磨しあっている。
タケヤキ翔は、ここ2年、YouTuberとして実績に伴う評価を獲得し、自身の投稿の動画がネットニュースにも多く取り上げられるなど、人気YouTuberの仲間入りを果たした。

一方マイキも、ドラマー/シンガーとして、ラトゥラトゥを抜けた後、本格的にパフォーマーとしてソロデビューを果たしている。
ラトゥラトゥ脱退後は、UUUMからも抜け、完全にソロ活動に専念。
公式サイトも立ち上がり、本格的にアーティスト活動が始まり、絶賛邁進中である。
2022年には、アニメ『ハナビちゃんは遅れがち』に楽曲提供を行うなど、パフォーマー、音楽家、ボカロPなど、本格的な音楽活動を積極的に行なっている。

タケヤキ翔とマイキ、現在は全く異なる道を歩んでいる2人だが、いつかまた動画でお互いに笑い合う日は来るのだろうか?
それまでは、2人の活躍を応援すると共に、いつか共演するその日まで、応援を続けていきたい…

出典元:「YouTuberの曲をメドレーで歌ってみた/タケヤキ翔/ラトゥラトゥ」サムネイルより

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