2022年開始当初、東北楽天ゴールデンイーグルスが首位を独走していました。
「このままリーグ優勝するだだろうな」と思ったプロ野球ファンは多いでしょう。
しかしシーズン終わってみれば、まさかの4位……。
何でなんだろう、と思いますよね。
楽天が失速した原因を、的確里崎さんが分析します。
YouTubeチャンネル「Satozaki Channel」をご紹介
まず最初に、YouTubeチャンネル「Satozaki Channel」をご紹介します。
【Satozaki Channel】
設立年月日 | 2019 年3月18日 |
ジャンル | 野球 |
登録者数 | 58万(2023年1月10日現在) |
再生回数 | 約3億回(2023年1月10日現在) |
YouTubeチャンネル【Satozaki Channel】は、元千葉ロッテマリーンズの里崎智也さんが、プロ野球のさまざまな話題に切り込みます。
冷静に状況を分析することもあれば、「打たれすぎ」と感情的になることも。
元キャッチャーならではの鋭い分析で、旬な野球ネタを届けてくれます。
なぜ急に失速した?
春先は好調だった楽天イーグルスは、なぜ突然失速したのでしょうか。
傍から見ると、とても不思議ですよね。
しかし里崎さんは、しっかりと楽天が失速した原因を分析しています。
投手陣に大きな原因がある
里崎さんは、楽天が失速した大きな原因は投手陣にあると言います。
楽天は常に投手陣、特に先発に課題を抱えるチーム。
シーズンが進むにつれて先発陣が打たれることが多く、それが失速の原因になったようです。
防御率を見ても、3.47とリーグワースト。
元々下馬評では楽天の投手陣は評価が高いのですが、貯金を作れる投手がなかなかいないこともチームを低迷させたと里崎さんは分析します。
〇〇にも大きな原因が!
里崎さんは、楽天が低迷したのはキャッチャーにも大きな原因があるといいます。
他のチームを分析するときに、あまりキャッチャーのことはいわない里崎さん。
楽天のキャッチャー陣の、どんなところに低迷の原因があったのでしょうか。
楽天のレギュラーといえば、炭谷銀次選手。
里崎さんは、炭谷選手のキャッチャーとしてのQS率(6回、自責点3点以内)の低さを問題視します。
楽天捕手全体ののQS率が60.8%に対し、炭谷選手は57.3%です。
つまり炭谷選手は、レギュラーにも関わらずチーム平均よりもQS率が低いことになります。
これには、里崎さんも眉をひそめます。
炭谷選手がQS率を上げることが、楽天が強くなるカギになるでしょう。
野手陣は心配ない
ここまでバッテリーの問題点を挙げてきた里崎さんですが、野手陣は問題ないといいます。
2022年の野手陣は、どのような感じだったのでしょうか?
しっかりピッチャーを援護できている
楽天の野手陣は、打率・援護率ともにリーグ2位で、しっかり援護できています。
また、守備においてもエラー数45個と投手の足を引っ張っていません。
里崎さんは足を引っ張っていないけど負けているということは、やはりバッテリーに大きな問題があるとしています。
楽天は、昨年オフに中日から右の強打者阿部選手を獲得しました。
また助っ人外国人も、何人か残留します。
頼もしい野手陣と、バッテリーがうまく機能することを里崎さんは期待しています。
楽天が上位浮上するためには?
バッテリーに大きな問題があり、4位に終わった楽天。
里崎さんは「浮上するチャンスは十分ある」といいます。
どうすれば楽天は、上位に食い込みことができるでしょうか。
ピッチャーとや野手陣がうまく機能できるかがカギ
前述のとおり、楽天の野手陣に対する里崎さんの評価は高いです。
2023年も、しっかりと仕事をしてくれるでしょう。
問題は、バッテリー。
全員で課題を理解し改善していかないと、勝てる試合も勝てないと里崎さんは心配そうな表情です。
今年はしっかりとパワーアップし他チームの強打者を抑えることができれば、楽天が上位に浮上す確率は高くなるでしょう。
まとめ
楽天が低迷した理由は、とくかくバッテリーにあると分析した里崎さん。
問題点を解決することが、上位浮上のカギのようです。
野手陣は打てる選手が揃っているので、上手く機能すれば優勝争いも夢ではありません!
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