今年の広島カープは、残念ながら5位という結果に終わりました。
鈴木誠也選手が抜けて戦力ダウンしたとはいえ、シーズン序盤は上位に食い込んでいただけでにガッカリしたファンも多いのでははないでしょうか?
ただし個々の成績を見ると「え?5位なの?」と思うほど、ずば抜けて悪いわけではありません。
ではなぜ、広島カープは低迷したのでしょうか……。
そこには、決定的な原因がありました。
YouTubeチャンネル「Satozaki Channel」をご紹介
まず最初に、YouTubeチャンネル「Satozaki Channel」をご紹介します。
【Satozaki Channel】
設立年月日 | 2019 年3月18日 |
ジャンル | 野球 |
登録者数 | 56.9万人(2022年12月22日現在) |
再生回数 | 約2億8千万(2022年12月22日現在) |
Satozaki Channelは、元千葉ロッテマリーンズの里崎智也さんがアシスタントを交えて野球について話す番組です。
シーズン通して、野球の話題をあらゆる角度から分析。
成績は振るわなかったチーム・選手には、時には厳しいことも言います。
しかし「頑張れ!」と選手にエールを送ることもあります。
Satozaki Channelは「なるほど!そういう見方があったのか!」「確かにそうだな!」と、新しいことにも気づかせてくれるチャンネルです。
5位になった原因は?
そこまで、個々の成績が悪くなかった広島カープ。
では、なぜ5位で終わったのでしょうか?
里崎さんは、「ずばり、これが原因!」とあることを指摘します。
交流戦で負けすぎ
里崎さんが指摘する、広島カープが5位になった原因。
それズバリ!
交流戦で負けすぎという点です。
2022年の広島カープは、交流戦の対戦成績5勝13敗……。
そして8つも負け越しています。
広島カープの1年通しての対戦成績が、64勝74敗です。
最終的な成績も。8つの負け越し。
ということは交流戦の成績を最低でもイーブンで終わらせていれば、もう少しいけたかもしれませんね。
広島カープは、毎年交流戦が大の苦手。
来年こそは、巻き返してほしいものです。
先発陣の防御率が悪かった
交流戦以外で広島カープが5位に沈んだ要因として、先発陣が振わなかったことを里崎さんは指摘しています。
特に名前が挙がったのが大瀬良・九里といった、チームの中心投手。
特に大瀬良投手は2022年のシーズンは、8勝9敗で防御率4.72とかなり成績を落としてしましました。
2021年は最多勝のタイトルを取っている九里投手も、6勝9敗で防御率が3.33と持っているポテンシャルが活かしきれないシーズンでした。
また若手も伸び悩む投手が多く、いわゆる勝ち頭と呼ばれる人がいなかったのも低迷した原因の1つではないでしょうか。
投手陣が、来年どれだけ立て直せるかが重要です。
本塁打20本以上が0人
立て直しが必要なのは、先発陣だけではありません。
打撃陣も、本塁打20本以上が0人と物足りない結果となりました。
秋山加入も……
2022年のシーズン途中から、秋山翔吾選手が加入しました。
打撃面で相手の脅威になることが期待されましたが、44試合に出場し本塁打5本・打点26・打率265と少し物足りない印象……。
秋山選手は西武ライオンズ時代、最多安打賞も取ったことがある選手です。
来年は、チームの中心選手として相手チームの脅威になることを期待しています!
ルーキーに期待!
2022年は残念な結果に終わった広島カープですが、明るい要素もあります。
10月に行われたドラフト会議では、「いい投手が取れた」と里崎さん。
果たして、どんな投手が入団するのでしょうか。
粒ぞろいのピッチャー陣
今年のドラフトの中で、里崎さんは2人の投手に注目しています。
1人目は、ドラフト3位の増田武尚投手です。
東京ガスから入団したフェイスで、コーナーに投げ分ける正確なコントロールが武器。
セ・リーグの強打者たちを、完璧に押させてほしいものです。
2人目は大阪ガスから入団する、ドラフト5位の河野佳投手です。
大阪ガス時代は1年目から中心投手として活躍し、2年目に社会人日本選手権でMVPに輝いた本格派右腕。
この2人が本来の力を発揮すれば、きっと強力な戦力になるはずです!
上位浮上への光は見える
5位と低迷した中でも、光はあると里崎さんは言います。
何かが切望的に悪いわけではないので、改善すれは上位も狙えそうですよね。
そんな中で里崎さんは、期待しているとして数名の名前を挙げます。
里崎さんが期待する選手とは?
里崎さんは、大瀬良・九里・森下が復調すれば上位は狙えると言います。
中心投手が勝ち星を重ねることができれば、チーム全体の士気もあがりますよね。
また、具体的な名前は出さなかったものの「ポテンシャルがすごいんだから、頑張れ」とある選手にエールを送りました。
投げるべき人がしっかり押さえ、打つべき人がしっかり打つこと。
それが、広島カープが上位に食い込むために改善していかなければいけないところでしょう。
まとめ
動画の中で里崎さんは、今年の広島カープは「え?5位なん?」という成績だと言っていました。
確かに、個々の成績は絶望的に悪い選手が見受けられません。
それだけに、この結果は残念ですよね……。
里崎さんは上位浮上するためには、なんと言っても投手力の立て直しが必要だと言います。
全ての歯車が嚙み合ったとき、一皮剥けた広島カープになることでしょう。
来年に期待です!
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