SAWAYANの弟の方であるヤンが、突如として音信不通になった。
兄のサワのツイートで、明らかになったアメリカの空港での出来事である。
そしてまる二日間拘束されたヤンは、何も情報がないまま日本へと強制送還されていった。
衝撃のニュースとなったSAWAYANのヤン強制送還問題。
この一部始終を振り返っていく。
ヤン強制送還問題の一部始終
SAWAYANとは、日本のYouTuberで、ウクライナ出身のYouTuber。
小学生の頃から日本に住んでおり、日本語は堪能でほぼ第一言語は日本語の兄弟である。
兄はサワ、弟はヤン。
メインチャンネルではドッキリや大食いなどの企画もの。
ゲーム実況チャンネルも、同様に人気である。
そんなSAWAYANは、普段からYouTuberの活動の一環として頻繁にバスケ動画を上げていた。
この影響で、スポンサーの楽天を経由してNBAから招待を受けて、試合観戦するためのアメリカ旅行が計画されていた。
以前から、2月はアメリカに行くことが決まったので、動画投稿をお休みすると、ゲーム実況チャンネルでは予告されていた。
一方、メインチャンネルではアメリカで様々な動画を上げていくつもりである、告知も行われていたのだ。
しかしその結果、その計画の変更が余儀なくされてしまったのだ。
それがサワヤンのアメリカ入国トラブルだ。
弟のヤンだけが、税関に引っ掛かり、アメリカに入国できずに強制送還されていたのだ。
その経過のほとんどはTwitterで呟かれ、動画では後日まとめが出されている。
そのヤン強制送還問題の一部始終を、時系列に沿ってまとめていく!
時系列まとめ
- 2023年
2月14日10:30(現地時刻) ロサンゼルス着兄サワ 入国
弟ヤン 別室で取り調べが始まる18:41 ヤン音信不通
(日本時間2月14日11:40頃にツイート)ヤンの無事確認、しかし拘束の理由は分からず
(日本時間2月14日昼過ぎ 速報ツイート)21:00に何らかの判決が下るとサワがツイートで報告
- 2月15日日本時間14:42
ヤン現状把握、後日動画で報告する
ツイートが投稿 - 2月16日日本時間3:42
ヤンの無事確認
YouTubeでサワが動画投稿
ヤン強制送還された事が報告された - 2月17日日本時間20:00
ヤンがYouTubeで、経緯を説明
- 2月18日日本時間13:31
NBA Japanの公式Twitterにて、サワが楽しんでる様子がツイートされる
ヤンの安否がわかるまで…
突如Twitterで投稿されたヤンの拘束。
アメリカの空港で、なぜか病んだけが入国できずに拘束されたという事実。
この経過は、SAWAYANの公式Twitterで、サワが行っており、とにかくファンやフォロワーの心配を募らせていた。
しかし、この時点でサワ自身もフォロワーと同じく、Twitterで公表された事実しか分からず、とにかく心配だった。
アメリカに入国してからの2日間、サワやスタッフたちはヤン解放のために動いていたが、結果として原因や経過、その全ての情報が得られずになす術なくヤンは強制送還されてしまうのだった。
この一件は、様々なネットニュースにも取り上げられ、ツイートするたびにニュースとなっていた。
そんなヤン拘束の真意は、その後、サワ視点の経緯、ヤンによる経緯、それぞれに動画が投稿されている。
果たして…
ヤンはなぜ拘束されたのか…
2人の経緯の動画を紐解いていく。
サワ視点の経緯
「ドツキリじゃない」
動画の企画で訪れていたラスベガスのホテルから投稿された、今回の一連のヤン強制送還の報告動画。
この動画ではサワがホテルの一室からYouTubeに投稿している。
この時点で、ヤンは飛行機の中であり、強制送還されていた。
サワの視点では、ほぼツイートと同様で、入国審査の詳しい内容、そして突如としてヤンだけが別室に連れて行かれた事が報告されている。
ヤンからの報告の内容、サワの視点で今回の経緯が語られ、アメリカ到着からこの動画が投稿されるまでの二日間は、とにかくヤン解放のために手を尽くしていた明かされた。
サワが考察したヤン拘束の二つの理由
- パスポートの期限切れ
ヤンは、パスポートの期限が切れていて、更新するには時間がなかった。
その為ウクライナの大使館に、特例で期限を伸ばす手続きを行なっていた。
しかしそれがアメリカの入国管理にしっかりと伝わらず、不法入国を疑われた。 - NBA観戦だけのはずが仕事すると疑われた
アメリカ入国の際に、観光ビザで入るも、NBAから招待を受けている以上、仕事だろと疑われた結果入国審査に引っ掛かった。
基本的に入国審査に引っ掛かる=例外なく罪人のような扱いをアメリカでは受けるとのこと。
ヤン視点の経緯
訳がわからないまでも、サワからの動画からちょうど24時間後に、ヤンが今回の体験の一部始終を語る動画が公開されている。
投稿は、帰国した翌日。
17日の朝起きた後に撮影され、その夜に投稿された。
壮絶なヤンの体験談
ヤンが公開した生々しい、アメリカの入国体験の動画。
重たいハリウッド映画を見ているかの様な、理不尽な対応をされ続けたヤン。
この動画の大まかな出来事を、いかに時系列順にまとめる。
ヤンの強制送還されるまで
- 2月14日アメリカ到着
ヤンだけ待機
- 2月14日ヤン別室に連行
1時間後取り調べ
帰国の理由など詳しく聞かれる - 2月14日スマホ没収
強制送還まで、携帯電話の使用は禁じられる(没収されたまま)
- 2月14日さらに奥に案内される
取調室に入れられ、ネックレス、アクセサリー、靴紐を没収。
お金以外、没収。
その他、身辺を調べられる - 2月14日大きな部屋に案内される
倒れないリクライニングチェア、最低限の寝るスペースがあるオフィスみたいな大きな部屋で待機。
食料は、水とお菓子。
結果として、この部屋で48時間監禁される。 - 2月15日深夜2時
取調室で尋問。
最後の尋問となり、ここで入国か強制送還かのジャッジが下るとのこと。
最後の尋問だけは、通訳の介入が許されている。
アメリカの警察官から、これに答えれば外に出られるといい、希望を感じた。 - 2月15日朝5時
書類を数枚置かれ、サインを要求される。
サインをすれば楽になれると言われ、ほぼ強制的にサインされる。
疑わしい内容と思ったが、解放されたい欲求が勝ち、サインする。
結果的に、このサインがブラックリスト入りの手続きと思われる。
ブラックリストに入ると、今後アメリカ入国が出来なくなる。 - 2月15日強制送還へ
サインをしたことで、ヤンは日本に強制送還される事が決まった。
しかし帰るには、アメリカにやってきた航空会社の飛行機にしか乗れない。
更には、その帰る飛行機の中に、ヤンを乗っける空席がある場合のみで、ヤンを乗せるかどうかは航空会社の判断。
事実上、いつ帰れるのかは不明。 - 2月15日サワに連絡
何とかして、サワに強制送還されると伝えることができた。
- 2月16日日本帰国
ヤンが無事に帰国の途に。
強制送還が決まってから、24時間後。
アメリカにいる間、ヤンは終始罪人扱い。
日本に着くまで、何も出来ず…
日本到着後に、やっとサワと連絡出来る。
日本の入国手続きで、ようやくヤンの事を知っている人に出会えて安堵する。 - 帰国後PTSDの症状も?
帰国後は、実家にも顔を出し、心配してくれた人に挨拶をする。
その後にサウナに行き、座って毛布を被ると、拘束されていた瞬間がフラッシュバックするなど、一瞬PTSDにもなったとエピソードも披露された。
ヤンのその後
帰国後、ヤン1人でゲーム実況チャンネルが投稿された。
マリオカートで、サワ以上の怒りの台パンが炸裂している。
拘束のストレスをマリオカートで発散するヤンであった。
理由は分からず
このマリオカートの実況で、衝撃の事実が語られている。
ヤンが拘束された理由だ。
ヤン自身が分からないのも、驚きだが、アメリカの警察官も知らないと言っていたのだ。
果たして、ヤンが強制送還された理由は何だったのか…
もはや、その理由は誰も知らないのかもしれない…
そもそも、拘束された理由なんて本当に存在したのか…
もしかしたら、拘束されるべき理由なんて存在しないのかもしれない…
理由なく、こんな体験をするなんて…
考えたら、とても悍ましい…
壮絶なヤンの拘束体験である。
もう、日本から出るのは懲り懲りになったヤンだった…
その後…アメリカと裁判へ
その後…
2023年2月23日に配信された『SAWAYAN GAMES / サワヤンゲームズ』の動画で、その後の展開が報告されている。
サワがアメリカと裁判で、ヤンの入国拒否の撤回を求めていくと明かされている。
サワの知人も同様ケースで、再入国ができる様になったと聞き、サワもヤンの状況を打破すべくアメリカを裁判で争うことを表明している。
詳しくは下記記事にて、解説しているので、是非チェックされたし!
画像出典:「ヤンがガチでアメリカ出禁になりました。」サムネイルより
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