ガーシーこと東谷義和が、2023年6月4日17時30分ごろに逮捕された。
ネット局、各テレビ局などが空港から生中継を行い、逮捕されたガーシーの姿が報道されている。
ガーシー、何故こんなにも話題になっているのか…
元参院議員、脅迫容疑、など世間を騒がした人物であるガーシー。
そもそも何故この人物にここまで人は惹きつけられるのか…
ガーシーのこれまでを振り返ると共に、彼のダークヒーロー的要素を紐解く。
ガーシー逮捕!!今後は?
ガーシーが遂に逮捕された。
逮捕後は、起訴となるか、不起訴となるか…
仮に起訴となり、裁判になった場合、常習的脅迫が認められた場合、過去には暴力行為等処罰法が適用され、3ヶ月以上5年以下の懲役刑となる可能性が高い。
罰金刑などはない為、執行猶予が付かない限り、収監すると思われる。
果たして…ガーシーはどんな顛末を迎えるのか…
もうしばらく、世間はガーシーに振り回される期間が続きそうである。
本当に実刑判決が下るのか…
そもそもの話だが…
ガーシーが犯した罪について。
はっきり言って、配信でテンションが上がって、芸能人たちをこき下ろしただけである。
直接暴行をした訳でも、危害を加えた訳でもない。
しかしイメージ戦略が大事な芸能人たちにとって、それは大きなアドバンテージとなる為、彼らは被害届を出した。
その結果逮捕に動いた訳ではあるが…
これ、一般的には示談案件である。
そう、普通に見ればガーシーが謝れば済む話なのだ。
そんな案件に、国際手配までしてガーシーを逮捕する。
果たして、そんな必要があったのか…
それは…日本の芸能界が裏にあるからで…やはりガーシーは、その世界を揺るがす大きな力を持っているということの裏付けと言える。
おそらく、ガーシーにかけられた訴えは、謝ろうとしても取り下げられることはないだろう。
知られたくない事実をたくさん知っているガーシーは、このまま実刑となって忘れ去られた方が芸能界で力を持つ人にとっては都合がいいからだ。
ジャニーズが犯した揉み消しは、結果として他の権力でも行われる。
本当にクリーンな芸能界は、ジャニーズだけではない。
芸能界そのものに、大きな闇があると言えるのかもしれない…
ガーシーのプロフィール
名前 | 東谷義和 |
生年月日 | 1971年10月6日 |
出身 | 兵庫県伊丹市 |
経歴 | 元YouTuber 元実業家 前参議院議員 |
身長 | 180 cm |
ガーシーが生まれたきっかけ
2021年、人気ユーチューバー・ヒカルの名を語って詐欺行為を行なっている人間がいる。
という動画が、ヒカル本人によって告発される。
その犯人が、ガーシーこと東谷義和。
被害届も受理され警察が動いたとの報道がされ、東谷義和の反撃が開始される。
ガーシーの名でYouTubeチャンネル「東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】」(現在垢BAN)が立ち上げられ、芸能人の暴露が開始された。
どーせ逮捕されるなら、派手に散ったろう…そんな精神が伺える大きな花火が投下されたのだ。
ガーシー誕生から現在
ガーシーは、ヒカルによって誕生し、その後これまでに不道理な事をしてきた芸能人ら、あらゆる人間の暴露を敢行した。
その中で最も被害が大きかったのは綾野剛ら数人で、実際今回の逮捕の原因となったのも、綾野剛らが名誉毀損で被害を訴えた事でここまで大きな問題に発展していた。
街録Chにガーシーが登場!
過去にガーシーが、街録chに出演した。
街録chは、ゲストの生い立ちから現在までをゲスト本人の口から聞いていくチャンネルで、1人の人間の人生を垣間見ることが出来る。
ガーシーと名乗るまで、彼はどんな人生を歩んできたのか…
深く知りたい人は、是非ともご覧にいただきたい動画である。
ドバイへ逃走
最初、ガーシーは詐欺によって逮捕される情報を掴み、ドバイへと逃亡した。
その後、詐欺に関しては金銭の返金を表明したため、事件に発展はせず、示談となっている。
暴露系YouTuberとなったが、程なくして、迷惑をかけられているとYouTube側に通報があり、コミュニティガイドライン違反で、追放となる。
その後、TikTokなどSNSで活動しようと試みるも、ことごとく垢BANをくらい、結果として自身のオンラインサロンのみでの活動に限定されてしまう。
が、ドバイ渡航後は、元々の交友関係の広さからインフルエンサーとしての高い能力を発揮する。
ガーシーは、広く知れ渡った著名人の裏の顔を暴露するという行為から、アンチヒーロー的な存在となり、結果的にダークヒーローとして多くの人から支持を受けるようになっていった。
ガーシー自身も古い人間の為、義理や道理を重んじ、漢気あふれる義理堅さから人気となっていく。
ガーシーは、ダークヒーロー的存在!
ガーシーは、人を口撃した。
しかもそれは芸能界を相手にして…だ。
芸能人だって人間だ…聖人君主では無い。
そんな裏の顔を暴いたガーシーは、「無条件にテレビに出ている=いい人」という視聴者の勝手なステレオタイプを打ち砕いたのだ。
それが故、ゴシップ記者はガーシーを追い続ける。
そして、その状況はマスメディアも注目せざるを得ない。
しかしガーシーの相手は、芸能界である。
テレビの世界にとって、ガーシーは敵なのだ。
良いか悪いか…では無い。もし、ガーシーの行っていることの方が道理は通っていても、テレビの世界において、ガーシーは敵でしかない。
スケープゴートと言っても良いほどに、ガーシーは槍玉に挙げられるのだ。
それでも負けないガーシー
そんなガーシーに目をつけたのが、立花孝志だった。
彼は、ガーシーを政治家に祭り上げた。
その剛腕ぶりは見事で、ガーシーを参議院議員にしてまった。
しかし国内での政治家活動は一切行われず…
除名処分となってしまう。
とはいえ、ガーシーが政治家になったことで、少なからず全く政治に関心がなかったZ世代ら若者に関心を持たせた事実は、ある種の功績の一つと言っても良いかもしれない。
まさしく、ガーシーに魅了されるのはやり方は乱暴であっても、闇を暴く、ダークヒーロー的要素に惹かれる部分が大きい。
そんなガーシー、その後の経過は国際手配を経て、パスポートの効力を剥奪。いわゆる旅券失効となってしまい…
帰国の途につき、逮捕となるのだった。
ガーシーは、テレビでは一方的にヒールとして報じられている。
しかし、見方を変えれば漢気あふれる頼れる存在だ。
竹之内社長の一件でも、その雰囲気は見て取れる。
そんなガーシーは、今後どんな顛末を迎えるのか…
これからのガーシー
これからのガーシーは、どうなるのか…
ガーシーの専任弁護士である高橋氏が、逮捕された晩に会ってきたという生配信を15分ほど行なっている。
この内容によれば、今後ガーシーに関しては、複数人の弁護士が付き、弁護団となる模様。
その為、弁護方針は未だ決まっていないのだという。
ガーシー自身、脅迫の事実は認めている。
過去の配信など、データが証拠として残っているのでそれは確かに否定のしようがないだろう。
その上で、執行猶予を取りに行くのか…
もしくは、実刑を短くする方向でいくのか…
それとも一転、無実を主張していくのか…など、弁護方針が具体化されていくだろう…
果たしてガーシーの今後は、どうなっていくのか…
ホリエモンの配信では、立花氏が3ヶ月ほどでとりあえず釈放などがされるであろうとの見解がされている。
保釈金で出れるようになるのか…それもまだ不明なまま。
兎にも角にも、近々で何かしらの動きがまたあるはずである。
その時に、状況が分かり次第、続報をお届けする!
画像出典:「成田到着 ガーシー容疑者逮捕 このあと本格的な取り調べ」サムネイルより
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