格闘家「朝倉未来」がCEOを務める格闘技コンテンツ「BreakingDown」が2023年5月21日(日)に東京・プリズムホール(東京ドームシティ)で開催された。今大会では日韓対抗戦が行われ、第26試合(日韓戦)無差別級スペシャルワンマッチで元ラグビー日本代「ノッコン寺田」と元日本の指定暴力団組織の構成員の肩書をもつ「キム・ジェフン」が対戦した。結果は判定0-5でノッコンの敗戦となった。試合前日の会見では、ノッコンが不意打ちでキム・ジェフンに蹴りを入れ、挙句の果てに「豚キムチ」、キム・ジェフンも「マジでダメだなお前」と返す舌戦を繰りひろげたが・・・。
152キロVS156キロ=判定0-5でノッコンの敗戦
ノッコンが152キロ、キム・ジェフンはノッコンを上回る156キロというスーパーヘビー級同士の試合となったが、結果は判定0-5でノッコンの敗戦となった。この結果を受けてノッコンは自らが配信するYouTubeチャンネルで今回の試合を自ら振り返った。
「想定以上にキム選手強くて・・・」
自らが配信するYouTubeの冒頭で「想定以上にキム選手強くて・・・」と苦笑いを交え語ったノッコン。さらにノッコンはこう続けた「ほんまに強かった」また、試合前には対戦相手のキム・ジェフンへ「豚キムチ」と罵声を浴びせ、蹴りまで繰り出す暴挙に至ったが、自らのファンに向けて「ノッコン劇場に付き合ってくれてありがとうございました」と笑顔で語った。
「緊張感が伝わった」
今回の試合に関して、セコンドは「緊張感が伝わった」と語った。今回の試合、両者ともに100キロを越える男同士の殴り合いに今までに無い興奮を感じたようだ。また「いつもと違う空気感を味わえた」語り、試合前日の舌戦でのノッコンが相手を煽りに煽ったこともあり、今回の試合に関して、今までには無い感触を持ったようだ。
「ヘビー級の格闘家って、あかんで」
ノッコン寺田が今回対戦した「キム・ジェフン」は、元日本の指定暴力団組織の構成員という肩書で出場してきたが、韓国のMMA団体『Road FC』のファイターで「プロ格闘家」というもう1つの顔をもった選手でもある。今回、そのヘビー級のプロ格闘家との殴り合いを経験しこう語った「ヘビー級の格闘家って、あかんて」筆者も日本拳法という格闘技をやっていて100キロ超の選手と戦ったことがあるが、その破壊力は凄まじいものがある。防具をつけた日本拳法ですらあの衝撃なので、生身の彼らはどれだけのダメージを受けているのか想像したくない。
負けはしたが・・・
今まで、自分よりも軽量の選手と対戦していたノッコンは「自分よりもちょっと小さいのとやるからおもろいやん」と今までの自分の戦いぶりをやや自虐的に語っていた。だが、今回の敗戦に関しては、ノッコンらしからぬコメントが飛び出した。
「スゴイ清々しくて」
「これ、負けたからの言い訳でもなくて、今回スゴイ清々しい」と笑顔で語ったノッコン。だが、舌の根も乾かないうちから「強いデブ連れてくるな」「弱いデブ連れてきてくれる」といつものノッコンらしいコメントが飛び出した。
まとめ
動画の中で「オレ、体力無い。パンチはこれやから(振り回すだけ)」と自らを語ったノッコン。さらに今回対戦相手については「体力有って、パンチバッコンバッコン」「連れてくるな」と笑顔で語った。試合前から最後まで、勝っても負けても期待を裏切らないノッコンだった。
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