2022年10月20日。
プロ野球のドラフト会議が終了し、12球団で合計126名の選手が指名されました。
みなさんの好きな球団は、どんな選手が入ってきましたか?
ドラフト会議で毎年話題になるのが、ドラフト1位で誰を獲得するのかということ。
ドラフト1位で入ってくる選手には、誰しも大きな期待を寄せるでしょう。
しかし、必ずしもドラフト1位の選手が活躍するとは限りません。
それはなぜでしょうか?
今回はSatozaki Channelをの内容をご紹介しながら、解説をします。
YouTubeチャンネル「Satozaki Channel」をご紹介
まず最初にYouTubeチャンネル「Satozaki Channel」をご紹介します。
【Satozaki Channel】
設立年月 | 2019 年3月18日 |
ジャンル | 野球 |
登録者数 |
54.3万人(2022年10月現在)
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再生回数 |
約2億5000万回(2022年10月現在)
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Satozaki Channelは元千葉ロッテマリーンズの里崎智也さんによって2019年に開設されました。
チャンネルは主に、アシスタントの元東北放送アナウンサー袴田彩会 さんとの対話形式で構成されています。
里崎智也さんは1998年逆指名制度を使って、キャッチャーとしてドラフト2位でロッテに入団。
現役通算15年間で1089試合に出場し、3998打席 890安打 108本塁打 458打点の成績を残しました。
なぜロッテを逆指名したかというと、キャッチャーとして一番レギュラーが取れそうなのがロッテだからとのことです。
プロになる前から、すごい分析力ですよね。
その分析力は、You Tubeでも健在。
プロ野球界を、あらゆる方向から分析しています。
チャンネルは全て野球ネタとなっており、野球に詳しい方はもちろん野球に最近興味を持った方でも楽しめる内容となっています。
ドラフト1位で活躍する選手・しない選手がいる
プロ野球を見ていると、ドラフト1位でも活躍していない選手がいるということ。
もちろんドラフト1位で入って活躍する選手もいますが、そうでない選手もいますよね。
それはなぜか。
里崎さんが指摘した理由は、意外なものでした。
ドラフト1位で活躍しない選手がいるのは〇〇だから
里崎さんは「100点満点中何点の1位か?」がカギになると言います。
ドラフト1位の選手で活躍しない選手がいるのは、100点30点の選手もいるからです。
え?どういうこと?ドラフト1位なんだからみんな100点でしょ?
そう思いますよね。
しかし、必ずしもそうとは限らないのです。
ドラフト1位は毎年必ず12人でます。
その年のドラフト対象の選手のレベルがあまり高くない場合、100点中30点の選手でも1位になるのです。
つまり、ドラフト対象になる年度のレベルにもよって変わってきます。
その年にどんな選手がドラフト候補になるかが重要ですね!
ドラフト指名された選手の中にも、別の年だったら指名されていない選手がいるかもしれません。
「運も実力のうち」とは、こういうことなのかもしれませんね。
外れ1位のほうが活躍することも
外れ1位とは1回目のくじで目当ての選手を外して、新たに指名をし直し獲得した選手のことを指します。
例えば千葉ロッテマリーンズがAという選手を1位指名したとします。
1回目のくじ引きで外して、A選手を外して新たにB選手を指名し獲得。
この場合、B選手が外れ1位になります。
最も有名な外れ1位の選手は、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手です。
今や、球界を代表する選手ですよね。
はじめから注目されていた選手よりも、外れ1位などの注目度が低い選手のほうが活躍することはよくあります。
下位指名選手のほうが成功するケースもたくさんある
プロ野球は、下位指名のほうが活躍している選手がいると前述でお話ししました。
実際に下位指名で活躍している選手をご紹介します。
下位指名でも中心選手になれる
ドラフトでは無名だと、能力があっても下位指名になることが多いです。
下位指名で成功している選手を2人ご紹介します。
1人目は杉本裕太郎選手(オリックスバファローズ)です。
ドラフト会議では全88人中、87番目で名前が呼ばれた杉本選手。
滑り込みでので指名となりましたが、2021年にはホームラン32本でホームラン王を獲得しています。
2人目は佐野恵太選手(横浜DeNAベイスターズ)をご紹介します。
佐野選手は、ドラフト9位の選手です。
しかしながら2020年には打率.328をマークして首位打者に輝きます。
2人とも、下位指名が信じられないほどの大活躍ですよね。
ドラフトの上位指名=活躍できるではないことを証明してくれています。
活躍できるかは本人次第
プロ野球の世界は、まさに弱肉強食。
力のある選手のみが生き残り、結果を残せない選手は数年で戦力外になる厳しい環境です。
プロに入ってしまえば、活躍できるはどうかに指名順位が関係ありません。
後は本人の努力次第といえます。
下位指名でプロ野球に入った選手は「負けるもんか!」という反骨精神がとても強いのではないでしょうか?
だからこそ、結果がついてくるのでしょう。
まとめ
ドラフトで1位で指名されたからといって必ず活躍するとは限りません。
プロになれば、みんな同じスタートラインに立ちます。
今年入団したドラフト1位は、どんな姿を見せてくれるでしょうか。
数年後の彼らの成長ぶりに期待しましょう。
出典元:ドラフト1位指名が絶対活躍するとは限らない!なぜ活躍できない選手がいるのか?【プロ野球】サムネイルより
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