【スカイピース×新世代YouTuber】『明日があるさ』公開から10ヶ月、メンバーの今とYouTubeの未来。

スカイピース「明日があるさ」サムネイル

2021年12月27日に公開された、YouTuber(ユーチューバー)スカイピースのチャンネルの『明日があるさ』の歌唱動画。
この動画は、以前に、この動画に出演するメンバーでチャンネル登録者数を競い合う企画で共に戦ったメンバーを集めて、年末の特大企画として自虐ネタを歌詞にして作られたもの。
現在再生回数は1,700万回(2022年10月時点)を超えており、大バズりしている。
そんな『明日があるさ』が公開されてから10ヶ月、ここに出演した新世代YouTuberのメンバーの現在から、これからのYouTubeの未来を考察する。

スカイピース【合唱】明日があるさ / チャンネル登録者数運動会

【合唱】明日があるさ / チャンネル登録者数運動会

『【合唱】明日があるさ / チャンネル登録者数運動会』は、坂本九の『明日があるさ』をベースにメンバー各々が自身で歌詞を作り、替え歌にして歌うカバー動画である。
配信は2021年12月27日に行われ、スカイピースの1年の集大成的な動画として公開された。
今が旬の新世代YouTuberが一堂に会したこともあり、動画は1,000万回を超える再生回数を誇る。
配信された直後は、TikTokなどを中心に広くバズっており、超多忙なコムドットはCGで参加しており、見事な切り抜き技術で違和感なく施されているものの、それがネタにもされていた。
そして未だ10ヶ月が経過した現在でも伸び続けており、この動画が多くの人のモチベーションにもなっている。
そんなスカイピースの明日があるさに登場した、新世代YouTuber達。
彼らは、10ヶ月経過した現在、どの様な状態になっているのか…
順調に伸びているのか…
その後の経過を特集する。

「明日があるさ」なぜこの動画が伸び続けているのか…?

この動画が伸び続けている理由は…
今をときめくキラキラの新世代YouTuber達、この短い歌詞の中にそれぞれの苦労が入り混じっている事にある。
1億層インフルエンサー時代とも言われる令和の現代において…
その先端をゆく、YouTuber達。
少しでもバズって、彼らと同じ世界に行こうとする多くの若者達にとって、この歌の歌詞は多くの共感を呼んでいる。
今や新世代のトップとも言うべきコムドットですら、”勢いの意味を履き違えた”と自責の念を歌詞にしている。
そして2021年の中で、いきなりトップクラスに躍り出た平成フラミンゴ、そのメンバーのRIHOが”昼夜逆転夜中に編集ねれない日々”と年頃の女の子がかなりの苦労を歌詞にする。
そして最高の名言とも言われる、コムドット野山との歌詞にも注目である。
この企画ではネタにされてしまい、実はあまり話題には上がっていなかったのだが、実はとてもイイ歌詞を歌うやまと。
”高い目標を掲げてた 無理だと言われて歯食いしばり 負けてたまるか 辞めなきゃ負けないさ”
そう、どんな状況であっても、やめない限りは負けない。
これは別にYouTuberでなくとも、新社会人であっても、どんな人にも刺されるであろう言葉である。
辞めずに続けていれば、いつかは夢が叶うというコムドットがこれまで続けてきた事なのだ。
そしてこの歌は最後…
”たくさんアンチに叩かれて、たくさんファンに助けられて、なんだかんだで楽しい一年”
と、インフルエンサーならばみんながみんないい歌詞だと、身に沁みる歌詞が歌われる。
インフルエンサーではなくとも、誰が聞いても誰かに刺さるのだ。
この1,000万回を超える再生回数が、誰かの心を動かし続けている証拠だと言えるだろう。

スカイピース

【過酷】2人で大量のドーナツ1万円分食べ切るまで帰れません!!!

新世代と関わるが実は古参だったりもする

☆イニ☆ことじんたんとテオくんの二人組YouTuberとなるスカイピース
この『明日があるさ』の発起人であり、この動画を配信しているチャンネル主となる。
結成こそ2016年ではあるものの、じんたんの個人チャンネルであるJIN DA HOUSEではかなり古くからラップ動画がテオくんの2人で挙げられている。
そんな古参YouTuberの2人は、2022年10月時点で462万人を超えるチャンネル登録者を誇る。
新世代YouTuber達のお兄さん的存在で、彼らを牽引するも、2022年は既に何度も炎上する案件も抱えている。
しかしヒカルやヒカキンなどとも共演し、YouTube人気を引っ張る存在のグループだ。
特にテオくんの歌唱力の高さは、YouTuber随一とも言われている。

くれいじーまぐねっと CrazyMagnet

【溺愛】ツンデレ妹にどっちの姉がデレてもらえるか対決したらニヤけ止まらんwww

ティーンズ人気筆頭!

元気一杯の女の子の3人組YouTuber、くれいじーまぐねっと
エア、URaN、浅見めいの3人からなるグループで、「明日があるさ」の段階で150万人。
現在(2022年10月時点)では、180万人と10ヶ月で30万人ほどの伸びを見せている。
YouTubeの視聴年齢層がここ近年上がり気味である事から、伸び率はやや控えめといった印象となっている。
その反面、TikTokをベースとした若年層からの支持は、今でも強く注目度を高められるかが今後の鍵になると思われる。

中町兄妹

兄妹ですき家全種類食べて会話がもうほぼ漫才wwwww

下町、上町、中町です!

Repezen Foxxのスタッフの中町JPとその妹の中町綾の兄妹YouTuberとなる中町兄妹
当初は妹の人気にあやかっており、あくまでもおまけ的な存在でウザキャラだった中町JPが、最近ではTikTokでの切り抜きをベースに、最近では評価を上げており、段々と立場が逆転しつつある2人。
妹はちょうど2021年の「明日があるさ」以前で、歌詞にもあるとおり、嫌われ始めていた。
事実、個人チャンネルでの伸び率も完全に横ばいとなっている。
数ヶ月前までは、中町綾の個人チャンネルの方が登録者が上だったにもかかわらず、現在ではこの兄妹がその数を追い抜きつつある状況だ。
「明日があるさ」以降、その人気が横ばいであり、なかなかバズることもできずに喘いでいる。

ジュキヤ/Jukiya

今後の動画活動について【釣りじゃない】

シモに振り切る大胆なチャンネル

圧倒的な下ネタに振り切っているジュキヤ。
どちらかというと、尖ってた頃のロンドンブーツ1号2号の番組の様な、街頭インタビューや深夜番組のような、そんな雰囲気がするチャンネルとなっている。
ここまでしっかりとチャンネルの色が出ていることで、順調に伸び率は上がっていると思われる。
おそらく圧倒的な男性支持率によって支えられているだろう事がわかる。

夜のひと笑い

【報告】二人で半年以上悩んで決めた事です

カップルは解消、グループとして活動再開し再スタート

TikTokからYouTubeへと活動の幅を広げ、カップルYouTuberとして広く知れるようになっていくも、炎上や破局を経てひとまわり強くなったコンビ、夜のひと笑い
こうくんといちえちゃんの二人組となり、現在は元カップルという関係性をネタに動画を投稿している。
そしてこの『明日があるさ』の直前に、圧倒的支持率が高かった2人が初めての炎上を経験し、そこからかなりの視聴者が離れてしまった事が伺える。
現在は2人での活動の他にも、それぞれの個人活動も視野に入れて、再び高い支持率を獲得すべく奮闘の日々を送る。

コムドット

【達成】激動の1週間を共にした平成フラミンゴと山奥で遊んだら最高の思い出になった

新世代YouTuberの雄は、独壇場と化している!

ほぼ一人勝ち状態で、2022年もコムドットの年とするべく、さらなる拡大を続け、ついにYouTubeの枠を飛び越えてしまう!
地上波で冠番組を持ち、リーダーのやまとの妹のせいらもモデルとしてかなり知られた存在となり、今では新世代YouTuberという括りの枠も彼らには足枷になるのでは?
と感じさせるくらいに、走り続けている。
コムドットのやまとは、春先に「WinWinWiiin」にも出演を果たし、視聴者層の拡大に成功しつつも、最近では平成フラミンゴとの名コンビも継続するなど、しっかりと支持層を離さない戦略は完璧とも言える。
彼らのネクストステージは、まだまだ日狩りを続ける、YouTuberとしてナンバーワンに輝く日もそう遠くないのかもしれない。

平成フラミンゴ

韓国旅行でひと夏の恋してました

圧倒的な地元の女感が男女ともに定評がある

NICOとRIHOの女の子二人組となる平成フラミンゴ
この2人の掛け合いが絶妙に面白く、地元にいそうなわちゃわちゃとした雰囲気がとても好感が持てる女性の二人組。
2020年からYouTubeをはじめ、2021年に一気に頭角を表し、瞬間的にバズり圧倒的な速さで100万人に到達。
現在では活動の幅を、ついに芸能界にも進出させ、コムドットに続けとばかりに上昇気流に乗せ続けている。
その結果、今や女性YouTuberの頂点とも言える位置におり、大躍進を遂げている。

ばんばんざい

【爆食い】納豆ご飯1キロ食べ切るまで帰れませんが過酷すぎたwwwwww

若者支持率ナンバーワンの3人組

ぎし、るな、みゆの男性1人、女性2人の三人組グループとなるYouTuber、ばんばんざい
2022年3月には200万の大台に登録者数を獲得し、「明日があるさ」に参加した新世代YouTuberの中でも、コムドット、平成フラミンゴのトップ2を除くメンバー達の中では群を抜いて好感度が高いグループでもある。
男子1:女子2という特性を活かしたネタから正統派、音楽、モッパン、ASMRなど幅広い動画ジャンルで飽きさせない工夫もする、若手ながらにやり手な3人組である。

きりたんぽ

ガーシー砲の被害者に!

ガーシー砲を喰らってしまい、8月から活動休止となっており、「明日があるさ」参加組の中で最も下落してしまった、きりたんぽ
まだ活動再開の目処は立っておらず、この後の展開で復帰をするのかすら不明。
とはいえ、グループがメインとなる今の時代に、女の子ながらにソロで活動する稀有な存在であり、復帰は心待ちにされている。
事実、ガーシー砲も過去の出来事であり、きりたんぽに非はない事から、また元気な姿を見たいとの声は多く寄せられている。

とうあ

最近可愛いと話題の毎日メイク【久々に大人にブチ切れた】

「おはようでやんす」でTikTokからYouTubeへ!

TikTokで「おはようでやんす」で一気にバズり、広く知れ渡ったとうあ
最初はネタで笑われる存在だったのが、いつしか美の象徴へと駆け上がり、現在はきゃりー・ぱみゅぱみゅらがいる「ASOBISYSTEM」に所属。
業界が注目する存在に。
今後、芸能界へと進出していくことも時間の問題で、その活躍の幅はどんどん広がっていく事が予想される。
2022年、2023年最も注目を集めるインフルエンサーになるはずのとうあは、まだまだこれからの注目新鋭クリエイターの1人だ。

まとめ・YouTubeのこれから

「明日があるさ」を機に、新世代YouTuberの明と暗が別れる形になった。
もちろん全てが上昇気流に乗った訳ではない。
しかし、しっかりとキャリを積み重ねている存在も多くいる。
YouTuber、YouTubeは、いつしかこのバブルは弾けると言われ続けている。
しかしそのバブルは今も変わらず存在する。
とはいえ、現在YouTuberは飽和状態とも言える現状。
2022年も終わりに近づき、まだニュースターともいうべきバズった存在は、言ってしまえばガーシーくらいのものである。
YouTubeも今後は、5連続広告など、マネタイズが混迷している事が伺え、YouTubeバブルの終焉が近づいている可能性も否定はできない。
しかし今後は、基本広告フリーとなるYouTubeプレミアムの需要がさらに伸びる可能性もあり、まだまだYouTubeは死なない事だろう。
果たして、来年以降YouTubeは、どう変化を遂げていくのか…
今後の展開はさらに気が抜けない状況になることは間違いない。
そして、2022年は「明日があるさ」に匹敵する動画、もしくは超える企画が生み出されるのか…
それもまた注目である。

画像出典「【合唱】明日があるさ / チャンネル登録者数運動会」サムネイルより

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