グーグルの最新スマホPixel 7aがついに発売された。この機種はグーグルスマホの廉価版として人気のaシリーズの最新作だ。今回は有名ガジェット系ユーチューバーの吉田義男が自腹でPixel 7aを購入し、レビュー動画を公開した。吉田は商品提供を受けていないので、自身のレビューはステマではなくガチのレビューだと語る。動画ではPixel 7aの特徴や性能、カメラテストなどを詳しく紹介している。
吉田製作所とは
日本のDIY・ガジェット系YouTuberの一人である。男性、年齢・生年月日共に不明、群馬県在住、愛知県出身(本人談、詳細不明)、独身、 「吉田義男(よしだよしお)」はYouTubeにおける自称。元々は会社員だったが退職し、ブログを開設し、収入を得ていた。2018年YouTuberとしての活動を始める。翌年人気に火がつき、人気YouTuberとなる。最近は1億円の欠陥住宅を購入し話題となっている。
Pixel 7aの魅力とは?
吉田が購入した色は数量限定版のレッドエンターテイメントパックというオレンジがかった赤色。この色はグーグルストアでしか買えない限定色で、Pixel 7aを買うとYouTubeプレミアムが一年分ついてくる。値段に換算すると1万円相当だ。そしてさらにグーグルストアのクレジットが1万円分ついてくる。おまけとして別売り3000円の純正ケースもつく。購入価格は62700円であるが、おまけを考慮すると実質48780円となる。これはかなりお得な価格だ。
吉田が気になるスペックと付属品
Pixel 7aはグーグルスマホの廉価版だが、CPUは上位機種と同じTensorG2を搭載している。これはグーグルが独自に開発したチップで、AIや写真処理に優れている。付属品としてはUSB-Cケーブルとアイフォンからデータを移管するためのUSB-CーUSBTypeA変換コネクタ、SIMピン、説明書がある。搭載機能としてはFeliCaを搭載しているのでSuica、ID、QuicPayなどが使える。
Pixel のaシリーズはサイズが上位機種より一回り小さく、本機は6.1インチモニターサイズだ。これぐらいの大きさだとギリギリ片手で持てることが吉田がおすすめする理由だ。重さは193gでPixel 6aは178gなので15gぐらい増えている。ちなみに吉田がサムスンのギャラクシーS22をメインで使っている理由は重量167gと軽量であるからだと語る。
有線の充電パワーは22Wで、Pixel 6aの防水機能は引き継いでいる。
ガジェットにうるさい吉田の不満
本機は無線充電に対応しているが、iPhoneのようにMagSafeには非対応なので位置がずれると充電されない。MagSafeが便利だと考える吉田はアンドロイドスマホにも同じように搭載されることを望む。
画面やカメラの性能は?
本機のリフレッシュレートはPixel 6aの60Hzから90Hzにアップグレードされた。これにより画面を素早くスライドしたときに指に追従する性能がよくなり、スクロール時の残像も少なくなる。画面が有機ELなのはPixel 6aと同じだ。吉田はPixel 7aが廉価版とされるのはカメラ性能を落としているからだと考えている。Pixel 6aと比べると超広角カメラの画角が広くなっていて、iPhone14promaxとほぼ同じだ。Pixel 7aは4K60pの動画がメインカメラでしか取れず、広角カメラは4K30pまでだ。色調はPixel 7aはソニーやニコンなどと同じような青色が強くなっている。手振れ補正の機能はどの機種も変わらない。
YouTuberとしての吉田のこだわり
明るい所での画質はどの機種も同じだが、暗い場所ではiPhoneの画質が優れていることが如実に分かる。ユーチューバーの吉田にとっては、なるべくいい画質の映像を作るためiPhoneがいいと言うが、そんなにこだわらない人には十分使えるカメラ性能だと語る。ベンチマークやOSの使い勝手は?Pixel 6a、Pixel 7a、ギャラクシーS22でantutuベンチマークを実施した。ベンチマーク中の動画を見ると7aは6aより明らかに滑らかになっていて、S22と比較してもほとんど変わらない。1回目スコアはそれぞれ66万 69万 81万で、2回目は69万、73万、85万となった。antutuはなぜか2回目のスコアがよくなると吉田は語る。PixelシリーズのCPUはゲームをやるには性能が劣るため、吉田はガチでゲームをする人にはSnapDragonのハイエンド機やiPhoneをおすすめしている。
一方スマホの操作性を極限まで自分に合わせる吉田に不満も
Pixel 7aはグーグルが作っているためOSにピュアアンドロイドを搭載している。しかし、だからといって使いやすいわけではないと吉田は語る。使いやすさで言えばアンドロイドをさらに改造しているサムスンのギャラクシーのほうが使いやすいそうだ。そう感じる一例を上げると、Pixelでは画面にアイコンが4列しか並べられないがギャラクシーは5列まで並べられるので日常使いのアプリが一つの画面に沢山収まるといったようなことだそうだ。
総合評価
総合評価としてPixelのAシリーズは廉価でそこそこの性能を目指しており、Pixel 7aはコスパは最高だと吉田は語る。最高性能を求める人は20万近いアンドロイドスマホやiPhone上位機種を選んだほうがいいが、多くのライトユーザーにはお勧めの機種だと締めくくった。
めんどくさがり屋だからこそ見える欠点、吉田のミドルレンジスマホのレビューに注目
部屋は散らかり放題、食生活も横着。典型的なめんどくさがり屋のガジェットレビュワー吉田。しかしめんどくさがり屋だからこそ、通常では気にも留めない些細な問題に気が付くのが吉田の強みであると筆者は考える。ミドルレンジのスマホは必ず価格に合わせて性能や機能が削ってあるが、吉田はそれを見逃さない。各社のシェア争いが激しいこのクラスで、吉田の厳しいレビューに耐えるスマホが今後出てくるのか注目である。
画像出典:「【激安4万円台】コスパ最強スマホ「Pixel 7a」レビュー!絶対買え!【Google純正】」サムネイルより
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