【ホリエモン】田舎の息苦しさ!長野立てこもり事件の背景とは?自身のYouTubeチャンネルで激白!

田舎暮らしの苦しさを痛感した経験を持つ堀江貴文が、長野県中野市で起きた4人殺害の立てこもり事件について、自身の見解を述べた。事件の犯人は、市議会議長の長男の男性だった。堀江は、犯人が田舎特有の伝統やしきたりを名無理やり押し付けられたことが事件の引き金になったと推測し、田舎に残ることに苦しむ人に対して、親元から逃げることを提案した。

堀江貴文が明かす親の影響力と田舎特有の閉塞感

長野立てこもり事件について、私が思うことをお話しします

堀江はこの事件が起きた直後に動画を公開した。まだ事件について真実ははっきりしていない部分が多い時点で話すのに問題もあると前置きしたうえで解説を始めた。

堀江貴文の起業前の軌跡

堀江は高校卒業福岡県八女市で生まれ育った。市内のほぼ全域が山林であり主な産業は伝統工芸である。堀江は中学卒業後に進学校に進み東京大学へ合格した。東京大学入学後、会社を設立し、その後大学を中退した。

堀江貴文が語る父親の圧力と田舎からの脱出

そんな堀江も父親から数々の干渉を受けたという。堀江の父親はサラリーマンであったが家を継ぐように言われていた。幸いにも堀江は東京大学に合格し、父は家から堀江を出して学費を払わなければ、父が非難される状況を作った。堀江が大学を辞めるときにも父が東京まで来て反対したが、堀江は聞き入れず自分のやりたいことを貫いた結果、起業家として成功するに至る。親の影響を完全に受けなくなるまで田舎特有の息苦しさを感じていたと振り返る。これは筆者も経験があるが地元の友達や親というのは非常に心強い反面、何か新しいことに取り組むときにおおきな足枷になることが多い。今回の容疑者も進学などを理由に地元を出ることができれば違った未来があったのかもしれない。

親の言いなりになった田舎の同級生が精神を病んだ理由

その一方で田舎に残った農家の同級生について言及した。当時の同級生に対する印象は、所謂いい子であったという。ここでの良い子とは、親の言うことをよく聞く子と言い換えてもいいかもしれない。親の庇護のもとではそれが問題ない家庭に見える。しかし独り立ちする時期にも親の干渉に反発する事が出来ず、別の問題が生じた。親の影響を受け続けた結果、鬱屈した人生を送ることになり、ついには精神に異常をきたすようになったというだ。

田舎で生まれ育った堀江貴文が思う名士の息子の苦悩

事件は、長野県の田舎で犯人の男が散歩中の女性2人と駆けつけた警察官2人を猟銃や刃物で襲い、その後実家に立てこもったというものだ。

親の地位に苦しんだ犯人の心情

堀江は犯人の家庭環境に思うところがあった。犯人の父親は市議会の議長を務めていた。そのほかに農園と飲食店を経営しており、いわゆる田舎の名士であった。犯人はそういう家庭の長男であった為、相当のプレッシャーがあったのだろうと想像する。

親の影響下から逃げろ!堀江貴文が語る息苦しさに悩む人へのアドバイス

堀江は犯人と同じような境遇にある人がほかにも多数いると考えている。ここで堀江は一つの解決策を提示した。とにかく親から離れて影響下から「逃げろ」という事だ。堀江が東京に出て、同級生が地元に残ったときにはインターネットもなく、情報収集ができなかった。しかし今はネットを開けば都会で住み込みの仕事や宿泊施設はいくらでも見つかる。だからとにかく逃げて、人生の選択権を自分に取り戻すのが先決だという。

よくわかるという賛同の声多数!しかしそれだけでは解決しないという意見も

堀江の意見に対し賛同する声がたくさん届いた「うちも農家で就職はもちろん、高校まで決められていた。息苦しさがよくわかる」「田舎は挨拶しないだけで噂が広がる。正に相互監視社会で生きづらい」その一方、現実に親のプレッシャーに苦しむ人からは、解決にならないという声が上がった。「田舎から都会に出てきたけど、まだ干渉してくる。何とかして田舎に連れ戻そうとするので都会に出ても無駄」「子供の頃から親の干渉受けてたらそれが当たり前になる。親じゃなくて自分が悪いと思って、逃げるという発想になれない」

息苦しい日本に風穴を開ける堀江の提言

堀江のモットーは改革革新である。古くて皆が不便に思っているような伝統や習慣はなくすべきだと考える。しかし時代が変化する中、伝統や習慣が現実に合わなくなったのに、変えることができない人が多数だ。そんな日本の息苦しさに風穴を開けてくれるのが堀江貴文だ。時にはそれが軋轢を生むこともある。しかし堀江の事業や価値観が次の日本を作っていくことは間違いない。そんな堀江が今後起こる社会問題にどんな提言をしてくれるのか注目があつまる。

画像出典:「 長野立てこもり事件について、私が思うことをお話しします 」サムネイルより。

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