【酒井若芽】酒井若菜、伝説的ドラマ、池袋ウエストゲートパークを語る!

酒井若菜のYouTubeチャンネルサムネイル

女優の酒井若菜のYouTubeチャンネル、「酒井若芽チャンネル」。このチャンネルは、自身もYouTube好きを公言する酒井若菜が、大人がながら聞きできる様なチャンネルを、という想いで立ち上げられたものである。8月24日に挙げられた動画では、女優として飛躍するきっかけのひとつとなった、伝説的ドラマ「IWGP ウエストゲートパーク」について語った。

酒井若芽チャンネル

YouTubeを始めた理由。/過去と他人は変えられない/1万人登録ありがとう

女優・酒井若菜の公式YouTubeチャンネルとなる「酒井若芽」チャンネル。
このYouTubeは、基本的には酒井若菜のひとり語りをベースにしたチャンネルで、彼女が思うことを基本に語っていくものだ。
それ以外には、コスメや身の回りのVlogなどが更新されている。
今回注目したいのは、あの伝説的ドラマに関することが語られたある動画である。
このドラマに出演していた時…その時はまだ酒井若菜も10代であり肩書きもグラビアアイドルとしてだった…
しかしそのドラマが、今も多くのファンを持つ、あのドラマだったのだ。
まずは、その酒井若菜について、詳しく紐解いていく…

酒井若菜とは?

芸能界デビューは、1995年7月。
その時は、酒井 美幸として本名でデビューを果たす。
しかし同時期に酒井美雪もデビューし同姓同名の存在が身近にいた為、酒井若菜と改名する。
ちなみに若菜という名前の由来は、当時プロフィール写真を撮ってくれたカメラマンの奥さんの名前なのだとか…
その後、頭角を表したのは1990年代後期にグラビアアイドルとして名が売れていく。
「日テレジェニック」、青年誌のグラビアなどで知られていき、並行して1997年に「サイコメトラーEIJI」で女優としてデビュー。
2002年ごろに、本格的に女優へと転身し芸能活動を続けていく。
女優としての代表作は、『木更津キャッツアイ』のモー子役など。
ゴールデンタイムの主演が決まっていたが、それを蹴って舞台に専念しようとしたが、体調を崩して降板。
1年ほどの闘病生活を経て、芸能界に復帰する。
世間のパブリックイメージは、陽キャなギャルとして若い頃は馳せていた。
しかし今は落ち着いたイメージで大人の女性とした雰囲気を、YouTubeではみることができる。

酒井若菜のプロフィール

名前酒井 若菜(さかい わかな)
BIRTHDAY1980.9.9
HOMETOWN栃木県
BLOOD TYPEA型
SIZE158cm
公式 X(Twitter)https://x.com/_sakai99
公式Instagramhttps://www.instagram.com/_sakai99/?hl=ja
引用元:https://web.archive.org/web/20231210141918/https://ateam-japan.com/ateam/sakaiwakana/

「IWGP」裏話

池袋ウエストゲートパーク。/24年の時を経て初めて語るIWGP

今回の動画は、2本立て。
1本目は「IWGP 池袋ウエストゲートパーク」について。
後半となる2本目の動画で、「木更津キャッツアイ」に語られた。
「IWGP 池袋ウエストゲートパーク」に関して、実は代表作に数えられているが…
酒井若菜としては、実は1話目のゲストという扱いだった。
なので、本来は本当の代表作に数えられている「木更津キャッツアイ」について語るという企画である。
しかしそれを語るには、その前に出演した「IWGP 池袋ウエストゲートパーク」についても追求する必要性があるとのこと。
そこでは、驚きの事実もこの「酒井若芽」チャンネルで語られている。

上京して最初の仕事

「IWGP 池袋ウエストゲートパーク」は、酒井若菜にとっては思い出深い作品だ。
それは、まだグラビアアイドルして活動をしている中での出演だったこと。
さらには、栃木から上京して最初の出演作であっとこと。
撮影時には、19歳。
そこまで自身と年齢の変わらない共演者たちが、しっかり役者として撮影に臨んでいたこと。
など、いい意味でのカルチャーショックの様なものを感じていた模様。
酒井若菜の当時の状況も含めて、ドラマが好きだった人にとっては非常に新鮮味のある話が語られている。

酒井若菜は、1話しか観たことが無かった

酒井若菜は、1話のみのゲストだった。
その為、長年彼女自身はその1話だけしか鑑賞していなかったとの事。
それ故に、何故世間から「IWGP 池袋ウエストゲートパーク」が代表作の様に扱われているのか…
酒井若菜は分からなかったのだとか…
数年前に、各配信サービスでのサブスク見放題が解禁になった機会にようやく全話通して見れた事で、世間とのズレをようやく解消できたと語る。

酒井若菜演じるリカは、池袋駅西口公園、通称ウエストゲートパークで長瀬智也演じるマコトらと知り合い、そこから頻繁に遊ぶ様になる。
しかし当時ニュースを賑わしていた暴行魔ストラングラーの餌食になってしまう…

という様な内容で、1話のみで息絶えたキャラクターだった。
しかしその後、リカのシーンは幾度となくシリーズ通して登場する。
むしろ1話のみのゲストという扱いではあるものの、この「IWGP 池袋ウエストゲートパーク」というドラマを通して、ある種のキーキャラクターでもあった。
それを酒井若菜自身が、最近知る事になったというのも、なんとも珍奇なエピソードである。

脚本家・宮藤官九郎

当時、酒井若菜は宮藤官九郎の名前すら知らなかった。
と言っても、世間的にもこのドラマの後にクドカンとして名を馳せていく事になる。
その最初の出会いとなった「IWGP 池袋ウエストゲートパーク」では、その実力に驚いたことが語られた。
「IWGP 池袋ウエストゲートパーク」を書いた当時、クドカンは29歳。
脚本で扱っている言葉遣いなど、世代間で感じる様な違和感も全くなかった、と感心していた。

事実、クドカンの脚本の仕事はお見事で、酒井若菜演じるリカが登場するストラングラーも、本来ならば作品を構成する1エピソードなのだ。
それを、ストラングラーを隠れ蓑に真犯人をラストまで引っ張るなど、見事な作品に仕立て上げた脚本家クドカンの手腕は、原作を読むと尚のこと分かるはずだ。
クドカンは、この「IWGP 池袋ウエストゲートパーク」の後に「木更津キャッツアイ」や「タイガー&ドラゴン」など、人気ドラマで脚本を手がけ、一躍人気脚本家へとのし上がっていく事になる。

長瀬智也と窪塚洋介は別格

次に気になるのは、今でも絶大なる人気を誇る「IWGP 池袋ウエストゲートパーク」でも特筆すべき存在だった、長瀬智也と窪塚洋介の存在であろう。
勿論、酒井若菜は1話のみの出演で深く関わる事は無かったとのことだが、そこまで年齢が変わらないふたりが、しっかり自分の意見を通していく姿に感心していた。
事実、窪塚洋介演じるキングは、原作では印象が異なる。
もっと眼光鋭く思慮深く、まさしくキングと言える風格を持った人物である。
しかし監督と意見を交換しあのキング像を作り上げていったのは、有名な話。
そんな彼らの役者としての取り組み方は、酒井若菜も良い影響を受けたと語る。

リカってギャルだけど…

酒井若菜演じるリカは、いわゆるギャル。
90年代当時のギャルは、ヤマンバギャル全盛期。
みんな日サロなどで肌を黒くしていた。
その影響で、酒井若菜も黒く焼いていた…?
のではなく、全てメイクで黒くしていたのだとか。
なので、撮影中でメイクを施している期間は、肌に触れることも出来なかったという思い出話がとても印象深いエピソードである。

IWGPのその後

木更津キャッツアイ。/ずっと好きでいてくれてありがとう!

「IWGP 池袋ウエストゲートパーク」の後は、「木更津キャッツアイ」へと話は続く。
酒井若菜も、この2作品への出演でより女優としての階段を登っていく。
しかし体調の事もあり、なかなかうまくいかない事で、執筆業にも力を入れていった酒井若菜。
そんな中で、「IWGP 池袋ウエストゲートパーク」で出会ったある人物とは、今でも深い交流があるのだとか…
それが佐藤隆太だった。

約20年ぶりの共演!

プライベートでも遊ぶほどの仲であった、酒井若菜と佐藤隆太。
そんな2人が「木更津キャッツアイ」以来となる共演作が、映画「シャイロックの子供たち」。
この作品では、夫婦役を演じていた。
ちなみに、主演は阿部サダヲで、彼も「IWGP 池袋ウエストゲートパーク」きっかけに飛躍を遂げていった俳優だ。

伝説的ドラマを回想した動画だった、今回の酒井若芽チャンネル。
更新頻度は高くないが、ここ最近は1万回を越すことも少なくなっている印象。
だが今回は、7万回以上の再生回数が回っている事もあり、「IWGP 池袋ウエストゲートパーク」の人気が今も根強いことが分かる。
もし彼女について印象をよく持っている方は、他の動画もチェックしてみてはいかがだろうか?
このチャンネルは、優しいトーンで酒井若菜が語るので、ながら聞きや寝る時に聞くラジオ感覚で眺めることがおすすめのチャンネルだ。
是非、他の動画もご覧になって頂きたい!

画像出典:「池袋ウエストゲートパーク。/24年の時を経て初めて語るIWGP」サムネイルより