【天才YouTuber、ワタナベマホトが引退するまで】今は何をしてる?

「ワタナベマホトは悪魔?天使?」サムネイル

かつてYouTuber(ユーチューバー)が人気絶頂の時代を築き上げた立役者の1人としても知られ、当時の若者から絶大なる人気を得ていた、ワタナベマホト。
自身の立て続けによる不祥事によって、責任をとって2021年3月にYouTubeを引退。
それ以降、表には出ていない…
かつては天才と言われたワタナベマホトの、これまでの歴史を振り返る。

ワタナベマホトが天才と呼ばれた理由

YouTubeの初期から活動し、カリスマ的人気を誇ったYouTuber、ワタナベマホト。
YouTubeの動画が一般的に10分と言われるようになった時代でも、彼のスタイルは3〜5分ほどの短い動画で、人々を楽しませていた。
その発想は、唯一無二であり、現存するYouTuber達からもその才能は圧倒的だったと言われている。
YouTubeでの動画投稿以外にもその才能は発揮され、自身のアパレルブランド、ラッパー、俳優として、どの分野でも高い評価を獲得。
インフルエンサーの基礎を作ったと言っても過言ではない。
しかし、彼にはそんな華やかな経歴と共に、常に裏の顔も暴かれてきた。
その結果、不祥事によって彼は華やかな表舞台から責任を取り、引退を発表。
それ以降、表の世界に出ることは無くなった。
そんなワタナベマホトの歴史を紐解いていく…

ワタナベマホトのプロフィール

名前:渡邉 摩萌峡
愛称:マホっちゃん、マホト、親方
生年月日:1992年12月8日
出身:東京都西東京市
活動:2011年10月5日〜2021年3月2日
身長:169cm
血液型:A型
家族:弟(もるさん)、妹

YouTuberとしての側面

YouTuberとしてのワタナベマホトは、短い動画スタイルが特徴だ。
小ネタシリーズや、アメリカンドッグの着ぐるみを着る「おこている」シリーズ、「YouTuber19時に何を挙げるのか!?」など、数々の名物企画を生み出す。
YouTuber事務所『ジェネシスワン』の功労者として、繁栄に貢献した。
その後、UUUMに移籍し、大きな脚光を集めその人気を不動のものにしている。
笑えるバラエティ系動画を中心に、人気を博していた。

BEMA:ラッパーとしての側面

ニコニコ動画の時代から、ラップを始める。
音楽系コラボをしていたimigaと、ラップユニット「カイワレハンマー」を結成。
その活動は、鰻登りに勢力を魅せ、メジャーデビューを勝ち取る。
活動ネームであるBEMAは、ワタナベマホトが由来とされる。
代表曲は「Sprout」。
多くのYouTuberからもカバーされるなど、広く知れ渡っている。
当初は、イロモノとして軽く観られるも、インディーズ時代に3000人クラスの箱を埋めるなど、音楽アーティストとしても、評価され始めていた。
しかし、ワタナベマホトの不祥事により、無期限活動休止。
ワタナベマホトの引退によって、事実上の解散となり、相方のimigaは現在ソロ活動を行なっている。

リベルタス

ワタナベマホトが立ち上げたアパレルブランド「リベルタス」。
最初は、ステッカーを販売し、自身の腕にもブランドロゴのタトゥーを施している。
三角の中に波状があるロゴが特徴的である。
ブランドの特色としては、あくまでもストリートブランドであり、若年層向けをターゲットにしていたことから、価格帯は比較的安価である。
シーズン立ち上げとともに即完売となるほどに、人気を博し、動画でも販売のアナウンスがされた。
自身のYouTubeチャンネルで、着用などを行い宣伝するというスタイルで、時代を築きあげた。

ワタナベマホトの歴史

ここからは、ワタナベマホトの歴史を振り返り紐解いていく。
活動の始まりは2007年と言われており、引退する2021年まで、チャンネルの歴史と共に紹介する。

サシマン時代

2007年にニコニコ動画で活動を始める。
ラッパーとしても、この頃からラップの練習などを上げている。
年齢は中学生の頃で、この時代に顔出しでネットに動画をあげる人も少なかった事から、同年代では徐々に知られた存在になっていく。
この当時は、陰キャだったエピソードなどが披露されている。

「MAHOTO」

サシマンとして、ニコニコ動画からYouTubeに活動を移す。
2011年。
その後、サシマン(SASHIMAN)から、MAHOTOにチャンネル名を改名。
この頃には、ヒカキンやPDSなどと共演。
2013年には、カイワレハンマーも結成する。
この当時には、ラッパーとしての腕も上がっており、仙台でフリースタイルバトルに出演した動画も公開されていた。

ポンポンタイムズ仲間家

当初、ワタナベマホトは実家である団地の一室から、ネタ動画を挙げていた。
スマホのガラスフィルムが2千円ほどする事から、100均などで買った他の用途のガラスフォルムをスマホ用にしたら、安く済むのでは?
と、金槌でその強度を確かめるなど、主にはバラエティ系のネタ動画である。
中でも、母親に怒られたり、モザイクながらたまに登場する妹は、後年まで人気を博している。
そんなワタナベマホトが、実家から出るきっかけとなったのは、サグワという後輩の影響である。
狭いアパートの一室に転がり込み、サグワ(サグワダイアリー)、ワタナベマホト、へきトラ(当時へきトラハウス)の合計4人で住んでいた。
その頃の日常を挙げるチャンネルとして、「ポンポンタイムズ仲間家」が立ち上げられる。
それ以降、ワタナベマホトが住む家は、仲間家として様々なYouTuberが集うようになっていく。
かつては短期間ではあるものの、女性YouTuberのあやなんも居たことがある。
そのほかに、仲間家に住んでいたのはカイト(カイトです)や、きっぺい(きっぺいのお料理教室)など。
まだYouTubeで食べていない若手などを住まわせていた。

「ワタナベマホト」立ち上げ

チャンネル登録者が150万人を超えた頃。
この当時では、100万人のチャンネル登録者は数えるほどしか居ない。
そんな頃、2016年にチャンネルを移行する事を発表する。
東海オンエアですら、100万人到達していない時代。
またゼロからチャンネルを始める。
それが「ワタナベマホト」。
以前のチャンネルが大きくなりすぎた事で起きる不自由さを煩わしく思い、リニューアルしたとのこと。
この間に、「ジェネシスワン」からUUUMへと移籍し、トップYouTuberとして、TVにも出るなど勢力をメジャーシーンへと伸ばしている。

2度目の不祥事から引退

最初の不祥事は、自宅で女性に暴行を行い逮捕される。
事件に関しては示談交渉が済んでいる。
ワタナベマホト自身は、無期限活動休止としUUUMで裏方作業を行い、社会人としてしっかりと生活をする。
活動再開は、2度目のチャンネル移行を行い2020年2月に「マホトMAHOTO」を立ち上げる。
2021年1月今泉佑唯との結婚と妊娠を発表、その晩にYouTuberのコレコレの生配信で女子高生にわいせつな画像を強要していることが発覚。
児童ポルノ禁止法違反となり、逮捕される。
事件発覚後に、事実の揉み消しなどが行われた事も告発されるなど、大炎上となる。
その後、2021年3月に声明を発表し、ワタナベマホトは一連の事件の責任を取り、ユーチューから引退。
チャンネルも停止された。
残っているチャンネルからも、過去の動画は全てなくなっている。

ワタナベマホトの周りの人達

ここからは、ワタナベマホトと親しかったコラボ相手などを紹介する。
ワタナベマホトによって、現在の地位を築くきっかけになった人など、多くのYouTuber達に影響を与えていた…

東海オンエア

マホトぶっ倒してみた

ワタナベマホトイズムを現在も貫く、超人気グループYouTuberである「東海オンエア」。
愛知県岡崎市で活動をする、6人組YouTuber。
メンバーは、てつや、しばゆー、虫眼鏡、りょう、としみつ、ゆめまる。
メンバー内で、文系理系に分けて行う文理対決などがお馴染みの企画だ。
東海オンエアは、後輩たちからも常にタメ口をさせている。
敬語を使うと罰ゲームを課すなど、上下関係を作らない。
その元となっているのは、他でもないワタナベマホトである。
ワタナベマホトが、東海オンエアの登録者が少ない頃に、同様に敬語を禁止させた。
それで、壁を取っ払うのだ。
そのイズムは、今現在も続いている。
ワタナベマホトが実家に住んでいる頃から、てつやなどは頻繁に遊びに行っていた。
東海オンエアが広く知られる様になったのは、ワタナベマホトの影響が多大にあったのは言うまでもない。
しかしながら、そこから人気を勝ち取る様になり、それを維持する努力は彼ら東海オンエアの実力であることは、付け加えておく。

サグワ

渡辺マホトと行く!サグワ故郷の旅!

仲間家の出発点ともいうべき存在のサグワ。
彼はソロYouTuberとして、現在は「サグワダイアリー」を運営している。
ワタナベマホトの事は、親方と呼んでいる。
ワタナベマホトに見出され、サグワもラッパーとして活動する。
ゆうこんという相方と、AmaryllisBomb(アマリリスボム)として名を馳せる。
AmaryllisBombは2020年で活動休止を発表。
現在のサグワは、ラッパーとしても活動する他、SAVAGE CLUBとしてブランドを運営、その他飲食など様々なビジネスを行なっている。
ワタナベマホトは出身こそ、西東京であるものの、出生地は大分県米水津村。
サグワも同郷のため、意気投合。
現在も交流があり、たびたび動画でも話題にしている。

あやなん

実は母性本能最強の男、マホト

ツイキャスの女王として有名だった女性。
その後、東海オンエアのしばゆーと付き合う様になり、カップルチャンネルを立ち上げる。
女性YouTuber、カップルYouTuberの走りとも言われる存在。
しばなんチャンネルの設立した2016年に結婚。
現在は二児の母として、動画投稿をし続けている。
しかしその一方で、炎上の女王としての異名も。
2022年6月には、その炎上の経歴をまとめた自伝本を刊行予定。
2016年に馴れ初め動画で炎上し、Twitterの裏垢で悪口を言っていることが暴露され、大炎上に発展。
反省する意を示し、坊主頭にしたのは有名。
その頃に反省の意で、自身を責めすぎない様にとしばゆーが家を空ける間に、ワタナベマホトが仲間家に住まわせていた経緯も。
しかしその後もたびたび炎上し、最も有名なのはコロナ禍における31人飲み会だ。
そんな炎上女王であるあやなんも、ワタナベマホトを恩人としている。
騒動後のワタナベマホトに、しばゆーから預かったバリカンで坊主にしたことを動画で語っていた。
現在のワタナベマホトとも交流がある事を、明かしている。

PDR

毒舌系のネタ動画を挙げる、UUUM創世記のメンバーPDSの実兄であるPDR。
ワタナベマホトとはとても仲が良く、コラボの回数も頻繁に行なっていた。
しかし、騒動後は軽蔑しており、現在でも交流があるのかは不明。

アバンティーズ

【緊急対談】マホトって何してるの?旧世代YouTuberで真面目にぶっちゃけてみた。

そらちぃ、ツリメ(リクオ/留学中、故エイジ)からなるアバンティーズ。
4人組だった頃から、ワタナベマホトとは交流があった古参グループYouTuber。
数少ないワタナベマホトを、弄ることができる存在。
中でも、ドッキリを匂わせて何も知らないテイでアバンティーズ宅へ訪問する企画などがお馴染み。
アバンティーズも動画投稿歴は古い事から、旧知の中である。

へきトラ

仲間家の創設メンバーであり、ワタナベマホトに多大なる恩恵を受けたのは、へきトラの2人。
相馬トランジスタとへきほー。
ラフハウス劇場からへきトラハウスになり、友人のカワグチジンを紹介し3人体制でチャンネル登録者100万人を達成。
それまで、ずっとワタナベマホトと住んでおり、仲間家の住人として長く同居する。
その後、紆余曲折を得て、ラフハウス劇場の頃の立ち上げメンバーであるカルビを招き入れ、へきトラ劇場という形に至る。
ワタナベマホトが敬愛する人物である相馬トランジスタは、いじられ役として度々コラボしていた。

ヒカキン

UUUM加入ワタナベマホト×ヒカキン握手の裏側&裏話!【U-FES.2018】

YouTube黎明期から共に活動していた同志ともいうべき存在、それがパイオニアのヒカキン。
ビートボクサーとして、エアロスミスと共にステージで共演したヒカキンは、その後YouTuberとして大成功を収めている。
ワタナベマホトとは、古くからコラボを行い、有名になった後でも度々共演はしていた。
ヒカキンのモノマネをするデカキンと引き合わせたのは、ワタナベマホトである。

はじめしゃちょー

すき家全メニュー食ってみた We Love SUKIYA

YouTuberを代表するイケメン、はじめしゃちょー。
同世代という事もあり、黎明期にはちょくちょく2人は共演していた。
東海オンエア、はじめしゃちょー、ワタナベマホトという3組の共演は、当時は頻繁に見ていた光景である。
はじめしゃちょーが住むレオパレスの一室で、様々なドッキリやくだらないネタ系はお馴染みでもあった。
お互いに忙しくなると、共演する機械も減っていった。
有名になった後では、コラボ撮影自体が特別化される様になる。

ヒカル

ヒカルの企画で、ゲストを招き120分間ガッツリ話すというもので格闘家の平本連が登場する。
その動画でワタナベマホトの名前が登場する。
そもそも、平本蓮もワタナベマホトが全盛期のころのYouTubeが好きだったと公言しており、この動画では再三いじっている。
ヒカルも一時期、YouTube界で尖っている二大巨塔的な感じで、ワタナベマホトをライバル視しており、お互いに刺激し合う関係であった。
今現在もヒカルの中では、もしかするとワタナベマホトの復帰を期待し、当時のように切磋琢磨する関係性を望んでいるのかもしれない…

ワタナベマホトの現在

ワタナベマホトが今、実際のところ何をしているのか…
それは、未だに判明はしていない。
一方でワタナベマホトの現在に関して、様々なチャンネルでその後の噂がいくつか出ている。

モデル?裏方?

アパレルブランドをしていたこともあり、知人のブランドのインタスタグラムに出ていた、などの憶測が上がっています。
腕のタトゥーが隠されていることや、身長などから、割と信憑性は高そうと言えるもの。
この他にも、知人のYouTubeチャンネルの裏方などをやっているとの噂も。
実際に報じられていたものでは、関西で活動を行う人気YouTuber、「がーどまん」のスタフとして編集などを行なっていたことが明らかに。
事務所も確認済みで、過去に事実であったことが認められている。
しかし、現在も継続して行っているのかは不明。

結婚は?

様々な噂が出ていたが、文春オンラインにて今泉佑唯と、子供を抱くワタナベマホトの写真が撮られた。
メディアでは、母1人子1人など、シングルマザーであることが語られていたが、実際はしっかり2人で家庭を築いていることが明らかになっている。
しかし、家族の写真が報じられたことで、子供の為に今泉佑唯が芸能界を引退
今後、今泉佑唯として活動することは一切ないと発表し、おそらく結婚もしているだろうと思われる。

まとめ

自身のYouTubeチャンネル「MAHOTO」こそ現存しているものの、かつて投稿された数々の動画は、一切残されていない。
しかし、一部のYouTuber達は現在も交流があることを明かしている。
坊主にしていたことや、ふっくらとして、かつてのトゲが亡くなった印象であることが、語られている。
現在も交流があることを明かしているのは、アバンティーズのそらちぃや、あやなん、サグワなど。
ワタナベマホトと近しい関係のYouTuber達は、たびたび彼をネタに動画などを投稿している。
愛を持って彼らは、罪を憎んで人を憎まず、という精神を貫ぬく…
果たして、ワタナベマホトは再び表舞台に帰ってくるのだろうか…
今も多くのファン達は、彼の復帰を心待ちにしている。

画像出典:「ワタナベマホトは悪魔?天使?」サムネイルより

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