2022年10月1日の「街録ch」に、YouTuber(ユーチューバー)の中でも古参となるアバンティーズのそらちぃが登場。
アバンティーズは、YouTube黎明期から動画投稿をする古参YouTuber。
しかしここまで、紆余曲折を経て下降線を辿り、現在は活動休止を発表していた。
その過程、これまでの経緯、全てを赤裸々に語っている。
YouTuber31人飲み会、メンバーの事故死、先輩ワタナベマホトに関すること。
アバンティーズそらちいの言葉で、YouTuberの裏側も明らかとなっている…
そんな街録chそらちぃ回を徹底解明していく!
『街録ch』にアバンティーズ「そらちぃ」が登場!
出会いのシーンから撮影が始まるお馴染みの「街録ch」は、いきなり回している事に驚く人も多い。
そんな1人となったそらちぃは、「街録ch」ディレクター三谷三四郎との出会いのシーンで、カメラを回していることに面食らっていた。
そんな始まりから、アバンティーズの活動休止から個人活動へと移行するタイミングでのインタビューという経緯になっている。
11年のキャリアを迎え、そらちぃの活動は次の段階へと進む。
これまでの11年に区切りを、気持ちに精算をするべく、これまでの活動を振り返っている。
『街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜』は、十人十色人間賛歌を知れるドキュメンタリーチャンネル
『街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜』というチャンネルは、様々な人達にインタビューをするYouTubeチャンネルである。
直近では、今市事件という2005年に起きた事件の犯人の家族に、事件の経緯から現在をインタビューし、大きな反響となっていた。
芸能人から、ネット界隈、SNSでバズった人、背中に傷がある人、様々な生き様を垣間見る、興味深いインタビューが行われる。
インタビューの内容は、そんな人たちの生い立ちから現在、そしてこれからを聞く。
ディレクターは三谷三四郎。
彼が、様々な人に興味を抱きインタビューしていく…
現在はたくさんのファンを抱え、チャンネル登録者は2022年10月時点で、100万人を目前としている人気チャンネルだ。
『街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜』の概要
チャンネル | 街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜 街録chディレクター三谷の企画ch(サブチャンネル) |
所属事務所 | フリーランス |
登録者数 | 95 万人(街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜/2022年10月時点) |
ディレクター | 三谷三四郎 |
開設日 | 2020年3月9日 |
全盛期はアイドル的人気を獲得したアバンティーズ
今回の「街録ch」に登場したそらちぃは、YouTuberでも古参のグループ、アバンティーズのリーダー。
アバンティーズは、音楽活動も並行で行っており代表曲「アバみ」は再生回数1000万回以上を超える。
その他、自身の撮影スタジオとなるアバみハウスでは、マンションの一室に特大プールを作成するなど、大掛かりな企画が好評だった。
若いYouTuberがアイドル的人気を博す代表的なグループのひとつで、シーンを牽引する存在だった。
アバンティーズの概要
チャンネル | アバンティーズ |
メンバー | そらちぃ エイジ(故人) ツリメ リクオ |
所属事務所 | UUUM(2022年9月30日退所) |
登録者数 | 136 万人(2022年10月時点) |
動画本数 | 1,412本 |
開設日 | 2011年7月25日 |
アバンティーズは、YouTube黎明期から活動する古参グループ
”アバンティーズ”は、埼玉県出身の男性4人組のグループ・YouTuber。
様々なネタ動画をベースに、「アバみ」など楽曲も発表し、音楽活動にも定評がある人気YouTuberで、メンバーはリーダーのそらちぃ、その相棒でグループのブレーンとも言えるエイジ、チームのマスコット的存在のツリメ、3人を支えるリクオの4人だ。
しかし、現在では無期限活動休止を発表し、個々にソロ活動を行なう。
そんな”アバンティーズ”のリーダー、そらちぃがこれまでとこれから、今までの心境を「街録ch]で赤裸々に語る。
「街録ch」で語られた、アバンティーズの内容をまとめます。
YouTube歴は11年目!きっかけはワタナベマホト
アバンティーズ結成のきっかけは、ニコ生(ニコニコ生放送)で見つけたワタナベマホトの動画だった。
そらちぃが、マホトの動画に感銘を受け、中学生の頃に仲間達と動画投稿を始める。
高校生の頃に、Googleアドセンスとして広告費が貰えるという事からよりのめり込む事になる。
最初は、8人で活動していた。
大学に上がるタイミングで、現在の4人体制になっていた。
アバンティーズというグループ名は、色々解釈されていたが、アバンセというスーパーを取って、つけられた名前という秘話も明かしている。
UUUMに所属し、業界を牽引
大学に上がる頃、アバンティーズは、UUUMに所属し本格的にYouTuberとしてシーンを盛り上げ、牽引していく。
フィッシャーズ、水溜りボンドらと共に切磋琢磨をしていく事になる。
その頃は、おそらく2016年位と思われ、年々開催規模が大きくなったU-FESでの日々を回帰する。
UUUM所属のYouTuber達は、当初は10組にも満たない初期メンバーから、徐々に広がりを見せ、忘年会などの100人規模の集まりから、本格的なフェスになり、YouTuber人気を確立させていった。
2019年の悲劇
そらちぃ達アバンティーズの面々が、大学卒業を目前に、本格的にYouTuberとしてコミットして行くため、海外に旅行へ行こうと計画。
それでサイパン旅行に行った。
メンバーは、そらちぃ、リクオ、エイジの3人と友人達だ。
ツリメは、国内にとどまった。
そこで悲劇が起きてしまう。
そらちぃは、過去に海で溺れた経験があり、トラウマがあった為、浜に残った。
するとエイジ達は海で遊び、段々と沖の方へいく姿を横目に見ていたのだという。
そして、悲劇が起こってしまった。
友人達が何か騒いでおり、友人の父親がエイジを担いで戻ってきて、救急車が車で人工呼吸を続けていたが病院で死亡が確認された。
4人だった頃と戦っていた3人体制
2019年の年明けに報道された、アバンティーズ、エイジの訃報。
グループの頭脳とも言われていたエイジの訃報は、ファンにも大きな衝撃を与え、その衝撃は当然当人達にとっては、かなり大きなものであった。
4人の頃と、常に比較され続けた3年間。
アバンティーズ=4人のイメージが強く、みんな求めているのは4人の頃の空気感だったのだ。
何気ないコメントすら、本人達には刺さっていて、少しづつ心が疲弊していった。
そこからそらちぃは、エイジとの昔話を披露する。
彼の存在の大きさを1番痛感していたのは、もちろん常に隣にいたそらちぃだったことが明かされた。
エイジの訃報を受けて
エイジの訃報は、YouTuber達に大きな衝撃をもたらした。
2018年には、彼らアバンティーズの最初の先輩であるワタナベマホトのUUUM加入でエイジも涙を流すほど、愛らしい姿を披露していた。
そして彼らの代表曲である「アバみ」などで、シーンを盛り上げてもいた。
そんな彼ら、グループの腹心でもあるエイジの訃報を受け、アバンティーズのトレードマークでもあったピンクの印。
動画のサムネイルに、アバンティーズは左上にピンクの三角のマークが配される。
エイジの訃報を受けて多くのYouTuberが、彼らのマークを踏襲し大きな話題となった。
3人体制での疲弊
アバンティーズは、大きくバズったことはなく、徐々に登録者が地道に増えていったグループだ。
しかしこのエイジの訃報で、一気にチャンネル登録者が増えていった。
その変化に、1番戸惑ったのは他でもないアバンティーズ本人達だったのだ。
心が追いつかず、戸惑うしかなかった。
みんなの期待や心配を受け、とにかく走らなければと3人体制で頑張り続けたのだ。
しかし一気に伸びた登録者は、徐々に減り始める。
数字とともに心の疲弊は進んでいく。
リクオの留学、ツリメの状態、そしてアバンティーズの3年間が語られた。
アバンティーズの未来
これからは、いったんグループは活動休止する。
リクオは留学し、海外生活を行っている。
ツリメは現在療養中だ。
それぞれ個人で、思い思いに活動する現在。
そらちぃは、二十歳の頃に始めた音楽活動をこのまま続けていく。
またアバンティーズが活動再開するとなれば、そのきっかけは自分であると、決意を語る。
そらちぃは、現在音楽活動、さらには動画としてはYouTuberを中心に結成されたサッカーチーム「リベンジャーズ」の一員だ。
そんな個人活動を基本に、今後はその姿を見ることができるかもしれない。
「1年に1回くらいは動画を上げてもいいのかな?」
そらちぃは、自身のことを老害だと笑って話す。
キャリア11年目は、26歳という若さであっても、今のYouTuber達にとって年齢関係なく老害であるという。
すると、アバンティーズも近況報告を兼ねて「話すだけの動画でもいいから、1年に1回くらい動画を上げてもいいのかな?」と話す。
そらちぃの視点で、終盤は、先輩ワタナベマホトとの交流、31人飲み会の炎上経験が語られていた。
26歳までアバンティーズをやってこれて幸せだった
最後には母親との関係生を語り、新世代YouTuberのばんばんざいのぎしとのエピソードがオチとなった。
そして総括に、この3年間をメンバーとともに自分自身も労いたいなと語る。
この年齢までアバンティーズをやってこれて、幸せだったと回帰する。
自分たちのやりたいことをやってきて、時には喧嘩もしたが、それも自分たちにとってはプラスな事だったとこれまでのアバンティーズに関することを全て吐き出した。
そして最後に、そらちぃの背中を映して動画は締めくくられた。
その背中はどこか寂しくもあり、一方でこれからの未来へと走り出す勇敢な姿にも映し出す。
YouTubeの黎明期から、その人気の爆発とともに走り続けた元祖グループYouTuberとも言うべき、アバンティーズ。
そんな彼らに賛辞を送ると共に、そらちぃ含め個人の活動も見守りたい。
ひとつの時代の終焉、YouTuberのセカンドステージ。
まだ見ぬ新たな道を、そらちぃが切り開くのかもしれない…
画像出典:「アバンティーズそらちぃ/絶好期にメンバーが水難事故で…/ コロナ禍 飲み会炎上」サムネイルより
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