格闘技『RIZIN』のYouTubeチャンネルで,榊原信行CEOがゲストを迎えるトーク番組『榊原社長に呼び出されました 2023』が2023/05/23 にライブ配信され、今月6日の『RIZIN.42』で元谷友貴に勝利した朝倉海がゲスト出演した。RIZINのボスである榊原社長を前に朝倉海は何を語るのか！
【RIZIN】YouTubeチャンネル100万人突破！
「すごく熱のある大会だった」冒頭、榊原信行CEOはこう語った。「すごく熱のある大会だったと思ったし、次の大会へ向けてのアングルというか、次の展開が、今日来てくれてるゲストもそうだけど、次こうなったらいいなとファンのみんなも、プロモーター側もふくめて、次に向けた興味がたくさんわいた。それをどう回収していくのかという点が生まれたので、今後みなさんの期待に答えられるべくがんばります」このように、今回の大会を統括し、また次の大会へ向けて、新たな構想をすでに考えていることも明かした。また、『RIZIN』のYouTubeチャンネルの登録者数が100万人を突破したことも発表し、今後の展望として、さらなる登録者数の増加をめざし、コンテンツの充実を図っていくことも語った！
朝倉海とは！
朝倉未来の弟であり、同じく格闘家である朝倉海。兄のオラオラ系の雰囲気とはかなり違い、人間味がありながら、自身の境遇や兄との思い出話を中心に、仲間たちとドッキリをしたりしている姿を配信している。見所は兄の朝倉未来の裏話や武勇伝などを聴けることと、前述したように兄のようなオラオラ系ではないので、格闘技に少しだけ興味があるよという初心者や、兄に恐怖を感じている自分のような視聴者にもかなりとっつきやすい。格闘センスは兄にも負けないものがあるので、格闘技をこれから見始めたいという人にも参考になる話が沢山あるチャンネルだ！
朝倉海登場！
冒頭の榊原信行CEOのトークがひと段落したところで、今回のゲストである「朝倉海選手」が登場。
インタビュアーで同席した「くるみ」からいきなり「海選手、大事な時に落とす」と、海にとってはトラウマともいえる発言が飛び出した!
今年の大晦日は勝てる？
榊原信行CEOもこのコメントに対し「大みそかに落とす!」と追い打ちをかけるがこれに対し海選手は「大みそかだけは負けないから」と笑顔で反撃。インタビュアーより「今回の朝倉海選手はいかがだったですか」との質問に対し、榊原信行CEOは「さすが、朝倉海選手」と絶賛!その理由に対して「『RIZIN』でメインをはった数が一番多いのがこの男（朝倉海選手）なんですよ。印象に残る試合は、朝倉海が作ってる。」さらに続けて、「その代表的な試合が、堀口（堀口恭司）との試合だったりだけど、それ以外でも、『RIZIN』は1つのエンターテインメントのショーだから最後をどうしめるか、メインの試合はそこを求められる。」それに対し、海は「メインに限らずに魅せる試合はしなければならないと思っている」と答えた。筆者も毎回大晦日は朝倉海を応援しているが三年連続で敗北している。
朝倉海は名勝負製造機！
「名勝負製造機」このコメントを聞いた榊原信行CEOは「プロモーターとしては朝倉海にメインを任せるのが、観に来てくれたファンを気持ちよく帰路についてもらえる試合を作り出してくれる名勝負製造機」と熱をもって語った。「負ける時も派手に負けるので・・・」と余裕で語る朝倉海選手だが今回の試合前のコメントでは「一撃で倒す技を用意した」と語り、それが今回対戦相手である「元谷」を一撃で撃破した「ヒザ蹴り」だった。右拳を負傷し、1年5ヶ月ぶりの試合となった朝倉海選手だったが、その間、2度にわたりアメリカで出稽古をおこない「強くなっている自信があった。」「負傷のない万全の状態で試合ができたのが久しぶりで、試合間隔の不安よりも試合ができる喜びのほうが大きかった」と今回の試合を振り返った。
まとめ
打撃を主体とするファイトスタイルが持ち味の朝倉海にとって、右拳の負傷は今後の格闘技人生にもかかわる出来事であっただろう。他の選手であれば、打撃主体の戦いから、寝技を主体とする戦い方へ変えたかもしれない。だが、朝倉海は、それまであまり多用してこなかった「ヒザ蹴り」を新たな武器として復活した。それはただのヒザ蹴りではなかった。身体ごと相手に向かって飛び込み、ヒザをボディに叩き込むといったえげつないヒザ蹴りだ。このひざ蹴りを「一撃必殺」の武器として、RIZINで暴れまわるであろう、朝倉海から今後も目が離せない。
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