野村證券時代「イキリ度数最強」だった宋世羅は、保険営業マンに転職したのちに月収数万の極貧生活へ。その経験から得られた人生訓とはいかなるものか？現在、保険の営業マン兼Youtuberとして人気を集める宋世羅が衝撃的な体験談をYoutubeで公開した。
野村證券から保険営業マンへ！ビジネス系Youtuber宋世羅の挑戦！
宋世羅は証券業界でイキっていたが、その裏で高齢者相手のビジネスに限界を感じていた。そこで飛び込んだ保険営業の世界とはどんなものだろうか？彼の衝撃的な体験談を聞いてみよう。
野村證券時代「イキリ度数最強」だった宋世羅が借金を負った理由とは？
宋世羅は新卒で野村證券に入社した。証券業界自体、イキってる奴の集まる業界だという。その中でも宋世羅は、自身を「イキリ度数最強」だと自称していた。高級スーツに高級時計はもちろん、各種ブランド品で身を包んだ。
手取り28万円に対して毎月の食費だけで50万円使いこむような生活を送っていた。そんな生活を4年間続けていたのだから当然、借金を抱える事になった。動画の中でこそ明言はしていなかったが1000万円は超えていたであろう。
保険営業の世界で生き残れるか？宋世羅の挑戦
宋世羅は野村證券退職後、完全歩合制の保険営業マンに転職した。これは固定給はなく、馴染みの客が何人かいると安定した収入が得られるというものではない。新規の顧客を開拓したときのみ報酬が得られるというものだ。したがって常に集客をして新規契約を取り続けなければならない。同時期に同じ職に就いた仲間の9割は既にやめているという厳しい世界だ。
保険営業もYoutubeも成功した宋世羅、極貧生活を抜け出したきっかけとは？
今やYoutubeの登録者は30万人を超え、集客ツールとしても機能しているため、保険営業は順風満帆である。しかしそれ以前は極貧生活を送っていたという。宋世羅がどん底から這い上がるきっかけとは、何があったのだろうか？
3重リスクを負って保険営業マンへ！宋世羅の悲惨な過去
宋世羅はこの時期に結婚もしている。借金、転職に加え結婚という3重のリスクを、同時に負うことになった訳だ。当時を振り返り、自身を「スズメよりアホ」と自虐した。転職後1年目は順調に成果が上がり、借金も減っていった。
前職の知り合いや地元の知人等既存の人脈が利用できたからだ。しかし2年目ともなると頼みの人脈は使い果たした。その結果、月の収入が十数万になることが続いた。ここから必要な経費を引くと手元に残るのは数万円だ。当然家賃は払えず借金は膨らんだ。妻と二人暮らしであったがまともな食事をすることも出来なかった。結婚するときには自信満々に「成功するからついてきてくれ」と言った手前、この現状を酷く恥じたという。
極貧生活から抜け出した宋世羅、旧知の人脈のおかげで歯車が回りだす
そんな生活が5か月続いたところで、急に道は開けた。旧知の経営者が大口の契約を結んでくれたり、同時に地元の知人からの紹介が増えたのだという。当時を振り返ってみると稼いでいるときと、いないときで、自身の営業力に差は無い。
もちろん稼げないときにサボっていたわけではない。たまたまその時期に歯車がかみ合って上手くいくようになったというのだ。お金が稼げているのはそういう人たちのおかげだと、心から感謝を述べた。
ビジネス系Youtuber宋世羅、新婚当初は極貧生活だった過去を涙で振り返る
天国と地獄を味わって得た人生訓をYouTubeで発信する宋世羅。証券マンから保険営業マンに転職し軌道に乗るまで時間を要した。その間、彼はどんな苦難と成功を経験したのか？そして、どんな人生訓を得たのか？彼がYouTubeで発信する人生の考え方に注目しよう。
「お金も仕事も舐めるな」宋世羅の羅針盤はつらい経験から作られた。
新婚当初は蜘蛛の巣が張っているような、1kのアパートに妻と二人で住んでいた。現在は収入も増えて別の場所に住んでいる。最近そのアパートを偶然、目にすることがあった。そのときは何故か、涙が止まらなかったと振り返る。
この極貧生活を味わった宋世羅が得た教訓は「お金を舐めたらいかん！お金を稼ぐ仕事も舐めたらいかん！」という事だ。また「人のおかげで稼げている」という事も心に深く刻むことができた。この苦しい人生訓を20代の後半に、肌感覚で覚える事が出来たのは、過去の体験があってこそのものだと振り返った。
天国と地獄を味わって得た人生訓をYoutubeで発信する宋世羅
野村證券で4年営業を務め、その後保険営業マンとして6年務める宋世羅。その間天国と地獄を味わい独自の羅針盤を作り上げた。宋世羅独自のビジネスノウハウや人生に役立つ考え方をまとめた書籍「ヨイショする営業マンは全員アホ（2020年出版）」は営業マンのみならず、すべてのビジネスマン必読である。今後も独自の羅針盤で悩める社会に解決の糸口をYoutubeで発信してくれることに期待したい。
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