2023年6月26日に、YouTubeチャンネル「令和の虎」で配信された回では、普段と異なる内容が配信された。
それは、冒頭に主宰の岩井良明が登場し、今回は動画を公開する以前でも大きな問題となったことが予告され、その一部始終が公開された。
今回の一連の流れは、3編にわたってシリーズ投稿となり、前代未聞のケースに賛否両論が巻き起こる事態に!
そんな前代未聞となった回の一部始終を解説する。
「令和の虎」は、マネーの虎を踏襲したYouTube番組!
『令和の虎』で、またも神回が!問題となった志願者竹内回とは?
6月26日に登場した志願者は、竹内 淳。
「株式会社一生遊んで暮らしたい」という会社名、アラフォー世代のチャラ男全開な外見、かなり怪しさが募るものだったが…
基本金額1000万円の融資で、次世代のデジタル名刺を広めるというプレゼン内容だった。
令和の虎の冒頭は、ほぼ定型の形で、志願者の簡単な自己紹介の後、虎からの質問はされるが最初の2つは毎回同じ質問婦がされる。
簡単な経歴と、より詳しい事業内容に関して。
その最初の質問である、経歴の話になった時に、志願者の竹内淳が社長となる「株式会社一生遊んで暮らしたい」の代表取締役に、過去に令和の虎に出演していた三浦会長、重田社長がいると発言。
今回のMCは主宰の岩井良明が務め、この事を一切聞いていない、ということに流れが一旦止まってしまう。
そして、この元虎の2人がいる会社が令和の虎のプレゼンになると、完全な忖度回になってしまい、それでは本来の令和の虎の趣旨とは異なってしまう為…
動画公開する以前の問題で、令和の虎のルールにも及ぶ、大きな問題となる。
令和の虎の志願者は、基本的には知り合いが志願者に来るとしても会社の内部に令和の虎の関係者があっったことは、400人を超える過去の志願者でも1度もない。
志願者のプレゼンに対して、社長たちがお金を出すという行為は、その事業内容、志願者の人となり、その可能性を虎の社長らが感じた場合お金を出す。
このフォーマットは、ガチの真剣勝負として行われている。
しかしその中でも、令和の虎のアダルトチームとして大きな力と影響力を持っていた三浦会長が関わるとなれば…かなりの忖度が生じてしまうことは明らかだった…
より詳しい動画の内容について、この一部始終をまとめていく。
「株式会社一生遊んで暮らしたい」とは?
動画でも、調べればわかる事と行っていた、「株式会社一生遊んで暮らしたい」とはどんな会社なのか…
どのみち三浦会長のことを伏せていたとしても…
三浦会長が関わっている事は、はっきりとわかる。
「株式会社一生遊んで暮らしたい」の所在地は、東京都東久留米の下里にある。
この会社の住所は、三浦会長の会社である株式会社トリアイナの販売事業部がある事務所と同じ住所になっている。
それ故、志願者の竹内 淳は、公正性を保つために最初に公表している。
「株式会社一生遊んで暮らしたい」会社概要
法人番号 | 5012701017606 |
法人名 | 株式会社一生遊んで暮らしたい |
フリガナ | イッショウアソンデクラシタイ |
住所 | 〒203-0043 東京都東久留米市下里7丁目6番1号 |
「令和の虎」のルール
今回物議を醸したのは、志願者の会社に令和の虎の社長が役員として、直接的に関わっていること。
これまでに、知り合いや関係値の深い人が志願者としてやってきた回はあるものの…
会社に関わる事は無かった。
今回に関しては、全くもって初めてとなるケースだったこと。
そして、事実として三浦会長が関わっていることを知った上でこの事業プレゼンが行われると…
そこに公正性は保たれずに、忖度が生じてしまう。
そのため、おそらく今後は、こういったケースは公正性が保たれない限りは、NGとなる事が決まったと言える。
動画の一連の流れ
志願者・竹内 淳の会社「株式会社一生遊んで暮らしたい」の役員に、元令和の虎に三浦会長、重田社長が入っている事が発覚し、忖度になる事が懸念され、問題となる。
↓
事態の把握。一連の経緯の確認が行われる。
志願者・竹内 淳の語る経緯と、一連の流れが食い違う。
志願者・竹内 淳の言い分としては、令和の虎収録の前日に、三浦会長と重田社長に公表。
しかし、三浦会長は数ヶ月前からこの日の見学の予定を入れいた。
ここから、憶測で三浦会長が裏で動いていたのでは?という絵が出来上がり進んでいく。
↓
様々な議論が展開するが、林社長がこの事態をどうするのかで、展開が進む。
その結果、リスケして翌日収録が決定し事態が収拾する。
#1:元虎の三浦会長が代表取締役となることが判明し物議を醸す
虎が志願者の会社に役員になっている事。
これが、今回の議題の大きな問題点となっている。
そして各立場の人間たちの意見も、若干食い違っている為に、議論が進まない光景もまた、神回たる所以とも言える。
- 志願者・竹内 淳の主張:公正を保つ為に事実を公表、このままやって欲しい。
- 主宰・岩井の主張:会社が運営するチャンネルとして、進んでしまった事態をどう収拾するのか…
- 4人の虎たちの主張:役員に三浦会長がいる時点で、公正な判断は出来ない。主宰の判断に委ねる。
- 林社長の収拾力:この回をどうするのか…お蔵入りか、特別な処置として、事情を知らない社長にして再収録を提案。
結果として、主宰の岩井良明が一連の把握を行った結果…
この事態は完全に、モノリスジャパンの社員の報連相が徹底されていなかった事が原因である事が発覚した。
そして、林社長を筆頭に翌日にリスケして、事情の知らない虎たちで再収録する事が決まる。
物議を醸した理由
主宰の岩井良明は、更に、三浦会長のやり方が気に食わないと発言した。
しかしそこは後に、誤解である事が判明する。
直接的な原因は岩井の会社モノリスジャパンの報連相の徹底がされていなかった事が原因で、関わる人間それぞれが、伝わっているだろうと思い込んだ事で生じたヒューマンエラーだった。
そしてその事が発覚した時点で、主宰の岩井の態度が荒ぶった事で、コメント欄では大荒れとなり、大きな反響を生んでいる。
しかもその岩井に対して、しっかりと自分の主張をしている志願者の竹内 淳には、賞賛コメントが寄せられた。
この事態をどう収拾するのか…
その議論も含めて、志願者の竹内 淳が登場から退出までの一部始終が公開されている。
今回物議となった原因は、この事態の落ち度となったモノリスジャパンの社員たちのミスの責任に関して、謝罪をその場で行わなかった岩井に関して、大きな批判が集まった結果である。
しかしながら、人として上に立つ立場の岩井は、しっかり裏では謝罪している筈であり、筋は通していると思われる。
批判は、兼ねてからたびたび起きている岩井良明の口の悪さ、態度の悪さだろう。
しかしこれも含めての岩井良明であり、これも含めた令和の虎である。
それが表に出なかったからと言って、コメントで批判するのも筋違いだろう。
結論:志願者の嘘が発覚し空気が一変
今回における事前面接で、志願者・竹内 淳と共に、三浦会長が同席している事が発覚した。
三浦会長には前日に報告したという志願者・竹内 淳の言い分は完全な嘘だと明らかになる。
その結果、全てにケチがついた雰囲気となり、結果として微妙な空気で結末を迎える。
ちなみに、この嘘は動画を撮っており、整合性を保つブランディングだった。
それも含めて、しっかり裏での事前打ち合わせを怠った志願者・竹内 淳のミスでもあったのだ。
#2:三浦会長の事実を伏せてプレゼン
問題の回となった翌日に、志願者・竹内 淳回の2本目となる、事情を知らない虎たちでの事業プレゼンが投稿された。
MCは新司会者のバン仲村、虎たちは、ラーメン屋の島やん、田中雄士社長、リライブシャツの佐々木社長、小林社長、出しキャラの安藤社長の5人である。
前日の動画でも懸念されていた、三浦会長の名前を伏せた事でより怪しさがでて、議論の中心がそこになってしまう。
「株式会社一生遊んで暮らしたい」という会社名、アラフォー世代のチャラ男全開な外見、そして5000万円の詐欺にあってしまう、少しいい加減な性格によって、いい方向に進まないもどかしいプレゼンとなってしまった。
デジタル名刺の必然性が議論の中心に…
今回の議論はやはり、デジタル名刺の必然性のプレゼンが弱かった。
特にこの事業内容に関して、深く切り込んで行ったのはリライブシャツの佐々木社長で、このデジタル名刺業界における戦い方について、志願者竹内淳についての考えを聞いていく。
一方で、議論の展開は体に埋め込むチップなど、時代の先端に行けばよりシェアできるであろう業界だったが、そこであえて、名刺という古い物の普及を試みるという点でも、疑問でが残っていた。
前回の状況でプレゼンが行われると…この辺に深く切り込む事が忖度される可能性があったため、非常に興味深い内容になっている。
#3:忖度されなかった結果は‥
結果として、1000万円の融資だったがだしキャラの安藤社長からの500万円しか出なかったためにNothingという結果に終わった。
そして…
最後に三浦会長が登場し、ドッキリと共に今回の経緯が説明された。
今回の双方の食い違いに関する事態が明かされ、主宰の岩井が一部始終が明かされている。
胡散臭さの正体とは…?
パーティーで出会った人物に3000万円を超える出資…
など。度々胡散臭さが残る志願者。
この場にはまだ、見た目も重要である事が明らかとなった。
見た目が必要ないのは、すでに有名なインフルエンサーなどの存在だ。
それ以外では、しっかりお金を出してもらうべく内容に伴った清潔感が必要不可欠であった。
事実、種明かしとなった三浦会長登場後にも、その胡散臭さは大いに指摘となっていた部分でもある。
結果としてNothingとなり、見た目通りのチャラさや曖昧さが如実に現れており、令和の虎でちゃんとお金を出してもらうなら、その人となりも重要である。
見た目がチャラいなら、それ以上に堅い内容で、堅実なビジネス内容が必要だということだ。
三浦会長って?
今回の一件で、最も注目を集めた三浦会長。
彼は、何者なのか…
ここ1年ほどはTikTokで頻繁に姿を見かける三浦会長は、現在は令和の虎はお休み中(一旦引退を表明)だが、一時期は代表的な存在として多大なる影響を持っていた社長の1人。
2022年の最初に、賭けポーカー事件によってバズった時に、その原因となった中心人物たちの復帰に多大なる貢献を果たしている。
主宰の岩井社長も信頼を寄せる人物、それが三浦会長だ。
上記の動画は、令和の虎を引退した後に三浦会長のYouTubeチャンネル「鑑定士ミウラ会長Channel」で配信された動画である。
令和の虎で不仲説が流れた竹之内社長との共演が少ない理由など、動画の中では様々な話題を語っている。
株式会社トリアイナ
三浦会長は幾つもの会社を持っており、多忙な日々を送る。
その中でも、彼を有名にしたのは株式会社トリアイナである。
古物売買、要するにブランド物の中古買取などの販売事業だ。
現在は、一般社団法人全日本古物鑑定士協会の代表理事も務めている。
そんな三浦会長が務める株式会社トリアイナの会社概要は以下にまとめておく。
株式会社トリアイナ 概要
商号 | 株式会社 トリアイナ |
---|---|
商号(英訳名) | TORIAINA Inc. |
設立 | 2011年7月 |
代表者 | 代表取締役 中山 晴稔 |
役員 | 取締役会長 三浦 哲郎 取締役CMO 今冨 倫享 |
本部所在地 | 〒135-0064 東京都江東区青海2-7-4 the SOHO 205号 TEL:03-6912-7207 FAX:03-6912-7287 |
主たる営業所 | 〒203-0043 東京都東久留米市下里7-6-1 トリアイナビル |
資本金 | 5,000万円(2020年2月現在) |
事業内容 | リユース事業 オークション事業 販売事業 鑑定士育成スクール事業 フランチャイズ事業 メディア制作事業 融資コンサルティング事業 |
鑑定士ミウラ会長Channel
三浦会長のYouTubeチャンネルである、「鑑定士ミウラ会長Channel」は長尺の動画ではビジネスについて、様々な動画を更新する。
上記動画は、「鑑定士ミウラ会長Channel」で最も再生回数が回っている(2023年7月時点)、令和の虎で三浦会長が出資した志願者の進捗報告動画。
その一方で、ショート動画ではブランドものの鑑定を行う動画がYouTubeショートやTikTokなどで広く拡散され、Z世代にも知れ渡るほどにバズり中だ。
一般社団法人全日本古物鑑定士協会の代表理事という肩書きも、さすがという鑑定ぶりが話題である。
詳しくは後術するが、今回の一件の志願者・竹内回の後日譚動画も、この「鑑定士ミウラ会長Channel」で配信されている。
「鑑定士ミウラ会長Channel」Ch概要
チャンネル名 | 鑑定士ミウラ会長Channel |
登録者数 | 5.1万人 |
開設日 | 2021年6月18日 |
本名 | 三浦 哲郎 TETSURO MIURA |
生年月日 | 1975年4月27日 |
まとめ
今回の動画は、今後の令和の虎のルールの明確化になるきっかけともなる、大反響の神回となった。
動画でも岩井良明が明かしていた、三浦会長が令和の虎に関する口利きを行なった回は、菅原智美回であることも判明した。
菅原智美回は、映画と連携した香水に関する物だった。
こう言ったことに、岩井は懸念する点があり、それが如実に現れた回である。
これまで反響が多かった岩井が単純にキレた回とはまた違ったものになったが、今回も神回となる史上初のケースとなった令和の虎。
徐々に関係者も増えていき、大きなコミュニティになってきた令和の虎。
そしてその火種は、未だ主宰岩井良明がいい意味でマスコットになっている。
今後の令和の虎からもまだまだ目が離せない、そして主宰の岩井良明には、まだまだ活躍を期待したいところだ。
後日譚①:志願者・竹内 淳回の振り返り生配信
令和の虎チャンネルの恒例となるチャンネル登録者数の節目ライブ。
83万人突破での生配信は、ちょうど志願者・竹内淳の通算2本目の動画の後に行われた。
反響のあった1本目の動画に関しての後日譚が明かされた生配信である。
やはり、主宰の岩井良明についての反響があり、多くのコメントが寄せられている。
後半は主にコメ読みとなってはいるが、貴重な内情に関する配信内容は必見だ。
後日譚②:竹内淳と三浦会長
結果として、志願者・竹内淳の嘘になってしまった事、これについての謝罪からスタートした。
そしてこの一連の流れに関して、三浦会長視点の話の後日譚が配信された。
双方の食い違い、思い込み、そして志願者の竹内淳が、人生でも指折りとなる大緊張をしていたことで、誤った判断をして嘘をついてしまったこと。
それら全てが悪い方向へと噛み合った結果、生まれた神回だった。
そして、結果的に詳しい内容にまで届かなかった、竹内淳の事業内容であるWHOカードの説明が行われている。
画像出典:「【ノーカット】岩井と志願者の衝突。「令和の虎」のリアル。衝撃の展開を見逃すな…【竹内 淳】[434人目]令和の虎」サムネイルより
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